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フランスの中学校(コレージュ)に日本人が【希望校】に行く方法は?

フランスで息子が
小学校から中学校へ
上がることになりました!

日本で言う6年生からが、
フランスでは中学校になり、
二段階目の義務教育学校です。

色々と調べて検討しましたので、
フランスで子供を中学校に通わせるときにご参考にどうぞ!

希望の学校に行ける手助けになれば嬉しいです。

フランスの義務教育のシステムの小学校と中学校

フランスでの小学校は
CP/CE1/CE2/CM1/CM2の5学年。
5年でエコール(小学校)は終了。

次は
日本の中学にあたる「コレージュ」が全部で4年。
日本でいえば小学6年生から中学3年生に該当します。

コレージュまでが義務教育です。

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2020年9月21日

フランスの中学の選択肢は4種類

では、小学校から中学校へ上がる時の選択肢についてご紹介です。

1. 学区内の公立中学

お住まいの地域で学区が決められています。
特に希望校が無ければ、
自動的に地域のコレージュ(中学校)が決められています。

特に申し込みは必要ありません。

2. コンセルヴァトワール提携校

音楽やダンスをコンセルヴァトワールで習っている場合は、
オレーアメナジェ(holaire amenagee)というシステムがあり
コンセルヴァトワールと提携している学校に行くことができます。

息子はヴァイオリンの文化価値を守るために
通っています!

 

言葉の意味

【オレーアメナジェ】
時間を調整すると言う意味で、
コンセルヴァトワールで学ぶ時間を調整して
中学校で勉強を進めてくれます。

【コンセルヴァトワール】
フランス語でConservatoirと書きます。
Conserver(保護、確保、守る)していく場所という意味です。
文化を守っていくための教育機関です。

コンセルヴァトワール提携校では、
コーラス、ソルフェージュ(楽譜を読む勉強)、
そして選択している楽器の授業が、
中学の授業の一環に組み込まれており、
学校外の時間にコンセルヴァトワールに通う必要がなくなります。

これはかなりの時間の節約になり、
コンセルヴァトワールに通っている人には大変魅力的だと思います。

ただし、教育省で決められている授業内容を短時間でこなす事になり、
ついていけなくなる子も出てくるそうです。

コンセルヴァトワール提携校は、
毎年1月頃に受験案内が通知され、
申し込みは2月ー3月中、試験は4・5月頃です。

3. セクション インターナショナル(語学)

公立でも、
かなりの授業時間を外国語の授業に費やされる、
セクションインターナショナル校というものがあります。

大抵の言語があり、
場所によっては日本語があるところもあります。

 

12月ぐらいに説明会があり、
申請は1月ぐらいにあります。

英語は人気で、南仏の一地域では受験者は300人を超えたとか・・・
他にもドイツ語も人気で、息子の受験日は相当待たされました。

4. 私立校

私立校は受験というより、
申込といったほうが近く、大抵が書類審査で決められる様です。

人気校は、
「御希望に添えない事が多いので、必ず他の学校も検討してください」
と断りがあるほど。

受験案内は12月頃、申請は1月、
大抵4月には合格通知を手に入れられる様です。

フランスで希望の中学にいく【まとめ】

今回は息子の小学校から中学校への進学時に知ったことをシェアいたしました。

ポイント:日本人が希望校に行くには
学校を早めに選んで
受験申し込みをしてください。

お子さんがフランスで小学校から中学校へ
進学することになった際にご活用ください!

ご希望の学校に通えることを陰ながら祈っています!
フランスでの中学進学について
ご相談等あれば運営者情報内の連絡方法で連絡ください。

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2019年5月12日

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