【完了報告】
フランスのPass Sanitaireを申請してから23日目に発行されました!
メールの連絡からは17:00に受付済み(en instruction )になり、17:02に承認。なんと受付から2分で完了ですので、日本のコロナワクチン接種証明書は特別な確認なく承認されるようです。
昨日送った「早く処理して」メッセージが効果があったと思います。急ぎの方は予定日(私の場合は15日)を過ぎたらすぐにメッセージを入れて促進すると良さそうです。
こちらがスマホに登録したQRコードです。日本とEUの旗が表示されていて、これでEUのワクチン接種証明と同様の効果が得られるはずです。
こちらが2分しか受付から承認までかからなかった記録です。
【中間報告】
申請して22日経過しましたが受付済み(en instruction )にならず、申請作成中(en construction)の状態のまま(申請済み a bien été déposé. は受領済み)です。なので進むことに期待して「早く処理してほしい」とメッセージを送りました。言わない人は後回しの文化なので進むことに期待して・・・
【ここから、記事の始まりです】
こんにちはokuです。
フランスのニースに出張で来ています。
フランスはワクチン接種率が80%を超えていて外でのマスク着用義務は解除されています。道を歩いいても雰囲気はコロナ以前と変わりませんし、ニースの観光客の集まるプロムナードデザングレ(海沿いの長い遊歩道)も人で溢れています。
レストランのテラスではコロナ以前と変わらない景色で、所狭しと並べられたテーブルで話しながら食事ができ、日本のようなテーブルに置かれるプラスチックの板も有りません。でもお店のスタッフさんはマスクをしている人が多い印象で、レストラン側はまだまだコロナに気を使っていることが分かります。
外部(オープンエア)はマスクの義務は無いのですが、屋内はマスクは今も義務です。公共の場所、スポーツ施設、ショッピングモールなどではコロナワクチン接種証明書(pass sanitaire)が必須です。証明書を保持していないと入れません。
フランスのコロナワクチン接種証明書(pass sanitaire)の申請
フランスへ出発前に行動に影響が出ると感じたのでpass sanitaire(パスサニテール:EUワクチン接種証明書)を申請することにしました。
フランス政府は外国でのワクチン接種証明を元にpass saniteaire を発行するとしています→外国でワクチン接種した場合のpass sanitaire の申請(フランス語)。EU圏内であれば各国発行のワクチン接種証明が相互に使えるのですが、日本のワクチン接種証明は認められていないのでフランスの証明書を取得する必要があります。
pass sanitaire の申請には、日本のワクチン接種証明書、パスポート、フランスに到着する日程が必要です。
申請ページはこちら→https://www.demarches-simplifiees.fr/commencer/passe-sanitaire-etrangers
demarches-simplifiees のアカウントを作成して必要事項を記入し日本のワクチン接種証明書をPDFにしたものをアップロードすればOKです。
発行されるまでの時間
フランスへ出立する10日前に申請しましたが、到着して5日経っても発行されていません。合計で15日経過しています。
未だに書類が受け付け済みにもなっていないので、相当時間が掛かるのではないかと予想しています。これまでの私のフランスの外国人対応役所の経験から想像すると1年後に発行されても驚きませんw
下の写真がpass sanitaireの申請状況の確認画面で、「en construction」が受付待ち、「en instruction」が書類審査中。
そして中間あたりの「delai de 17 jours」が処理に17日くらいかかりますとのこと(申請した時は15日だったので伸びてますので申請者が増加中かも)
※発行されたら記事を更新してお伝えしますね。
日本のコロナワクチン接種証明書で代用できる?
フランスの良い点の1つがルールが決まっていても現場の人は気にせずに対応するところがあります。コロナ禍でマスクが必須の時期でもマスクしていない人は沢山いましたし、マスク無しでは入店禁止と書いてあってもマスク無しでお店に入っている人もいました。
今回も、pass sanitaireが無くても入れるのでは?と考えて試してみました。
公共のスポーツ施設に日本のワクチン接種証明書を持ってトライです。結果は・・・
入れませんでした。受付でpass sanitaireのQRコードを読み取らせないと入れないのです。
受付の方は「まあいいよ」とフランスらしい感じには言ってくれず、「QRコードが無いと絶対に入れません」と強く言われました。
というわけで、日本のコロナワクチン接種はフランスの入国には使えますが、街では使えません。
レストランには pass sanitaire 無しで入れました
ただし、レストランではテラス席も含めてコロナワクチン接種が必須のはずなのですが持たずに入れたのでまだまだ厳しい取り締まりがなされていないのかもしれません。
参考 https://www.gouvernement.fr/info-coronavirus/pass-sanitaire
Depuis le 9 août, le « pass sanitaire » est obligatoire et s’applique pour :
les activités de restauration commerciale (bars et restaurants, y compris sur les terrasses)…
(意訳)8月9日以降は<ワクチン接種証明書で>が義務になるのは:
飲食事業(バー、レストラン、テラス席も含めて)
おわりに
フランスの街で使うための pass sanitaire (EUコロナワクチン接種証明書)はフランスに行くなら早めにオンラインで申請しておくことが必須です。日本のワクチン接種証明書では代用できません。
日本のコロナワクチン接種証明書が早くヨーロッパ(だけでなく全世界)に対応してほしいですね。
◆フランス訪問時にもし体調不良が起きた際にコロナの傾向があるかの一次自己判断のため、パルスオキシメーターを持参すれば良かったかもと少し後悔しています。医療従事者以外が購入できる製品で良さそうなもの↓↓
※レビュー評価内容とお届け予定日の確認必須です。玉石混交なので購入時はレビューを観てからの購入が必要です。また私の友人でコロナに罹患した方は注文してから一週間以上届かず結局は受け取る前に入院しました。