ミシュラン

季節のご飯

フランスでミシュラン一つ星を食す。Les Terraillers(レ・テライエー)@ Biot(ビオット)

美味しかった〜。 ミシュラン一つ星のレストランLes Terraillers(テライエー)に行ってきました、 ミシュラン一つ星のレ・テライエーでランチ 早いもので、フランスに来てから6年になろうというのに、数駅先のBIOT(ビオット)に行くのは初めてでした。素敵な村にアートと、訪れるには十分魅力的ですが、何と言っても花より団子の私。近隣の美味しそうなレストランはどうしてもはずせないと、この日は村の訪問+1つ星レストランの”Les Terrailleurs”を予約しておきました。 ビオット駅に11時に到着したものの、事前に調べておいた夏季限定ビオット駅ー村中心行きナベットバスの停留所が見つかりません・・・しかも、駅自体、バカンス期間中は土日がお休みとのこと・・・。案内看板からすると駅前にバス停が有るのですが全く見当たりません。どうしよう、、、この日は運良く(?!)快晴で、直射日光が痛いほどです。到着したばかりというのに、息子がギプスをしている腕の不快感を訴え始めました。 こういう時に活躍するのがiphone!iphoneのgoogle地図でルートを探します。駅の次のバス停はマリンランド駅、駅周辺のバス停が見つからないので、そこまで歩くことにしました。目標があるって、素晴らしい!普段は、暑いのが苦手な私も、レストランの為と文句も言わず、バス停探しに勤しみました。着いたら絶対シャンパーニュだぜ!!と心の中で唱えながら・・・ マリンランドのバス亭は無事見つかりました。バス停の横に木陰を発見!助かった〜 バス停の説明を見ると、Biot村へ行くシャトルバスはBiot駅を通らずに手前のロータリーで折り返すことが分かりました。なるほど、バス停が見つからないわけです。10分ほど待って無事にバスが到着しました。小型の15人乗り程度の小さなバスでした。 (シャトルバス) 夏(7〜8月)以外は、10番バスでBiotの街まで行けます。国鉄(SNCF)の駅を降りて、左側に100mほど進むとBiot Villageへ向かうバス停があります。駅周辺に出ても見えませんので注意が必要です。 ビオットに行く際はSNCF駅で降りたあとはマリンランドのバス停まで歩くと間違いありません。 (Biotの夏のシャトルバスのWEBページ) http://www.biot.fr/cadre-de-vie/les-transports/navette-ete/ (アンチーブから来る10番バス) アーティチョーク、食べ方に年季入ってます! 無事にレ・テライエーに到着、暑い〜 ビオットヴィラージュの手前の駅でシャトルバスを降りようと、バスのSTOPボタンを押します。しかし停まってくれません。通常皆村まで乗車するからでしょうか、運転手さんが間違って押したのだと思い停まってくれませんでした。停めてとアピールして、バス停を少し過ぎた横断歩道付近で停めてくれました。するとレストランは目の前にあり、丁度良い場所で降りることに。もし、村まで行っていたら暑い中を下ってくることになったので停まってくれてよかった。。。 テライエーに入店 12時五分前にレストランへ。テラス席と室内席があります。室内はエアコンは有りますか?と聞くと、有りませんとのこと。風の通りそうなテラスを選び、一番暑くないと言われた日陰のテーブルに座りました。 テラスには葡萄の木が棚になり日光を遮っています。気持ち良い空気〜(しかし2時間後に暑さ最高潮) ミシュラン一つ星でシャンパーニュで乾杯⭐️ 席につくと食前酒を聞かれます。フレンチ系の高級レストランではドリンクメニューを頂けません。頼めば値段を教えてくれますが、飲み物のメニューは無い店もあり、通常ソムリエかサービスの方が、あるものを口頭で教えてくれます。 星付レストランでは、このアペリティフの時間が楽しみで、シャンパーニュを飲みながら、何を食べようかと検討し、わくわくする一時です。シャンパーニュブランを注文したら、DEUTZでした。 シャンパンを飲みながらメニューを眺めます。ランチは43ユーロ(ワイン込みで54ユーロ)、デクーベルト(発見)メニューが85ユーロ、自然メニューが75ユーロです。結局、美味しそうなメニューの多いデクーベルトメニューを選択しました。   レ・テライエーのコース料理 アミューズ・ブーシュ トリュフ味のムースに、クルジェットのスープが注がれ、真ん中に穴が空いています。フワフワのムースにトリュフの風味が効いていて美味、クルジェットのスープも濃くがありながらも冷たく、なんとも言えず美味しい!自分では作らないものを食べられる幸せな時間〜     合わせたワイン(ソムリエさんのセレクト) ギリシャ風ラムチョップのグリル 家族に大好評で嬉しい!   前菜 テナガエビの冷製と温製。頭はキャビアを付け合わせの冷製、体はスイカを炒めたものに載せた温製。両方共美味しいです、コレだけでレストランを訪問した価値がありました。   前菜に合わせた白ワイン(ソムリエさんの選択) 骨付き鶏ももをヴェトナム風ココナツ味に! 魚 日の入れ具合が絶妙な魚でした 肉 肉はレアで注文しました。美味しいですが、スペシャルな感じはしませんでした。美味しい普通のステーキです。今まで来たメニュー全てが、これぞ星付き!という感じがしていたので、ちょっと正気に戻ってしまった、かな。加えてテラスがサウナの様な暑さになってしまったのと、このお肉のソースが甘い為か大きな蜂が2匹、食べ終わるまでぶんぶんと離れず、大変でした。 付け合せの茄子とスライスした乾燥牛肉がスペシャルと言えばそうかな。   肉に合わせたワイン(ソムリエさんのセレクト) クレープの日!フランスでは平均1人5〜6枚 チーズ デザート このデザートは絶品でした。いちごを使った、シャーベット、ムース、スフレの三種類です。   コルシカのデザートワイン(ソムリエさんのセレクト) LACのケーキを景気付けに食べよう!   食後の飲み物 数種類もの鉢植えのハーブが運ばれてきました。お好きなブレンドをどうぞとのことで、相方には、体に良さそうなタイムシトロン・ローズマリー・ヴェルヴェーヌで作ってもらいました(私はエスプレッソですが)。 ここで大発見!この生葉ハーブティー、もう目から鱗!という味で、乾燥ハーブで入れるハーブティーとは全くの別物なのです。あまりに美味しいので、帰ったら早速この3種類の地植えを手に入れ、自宅で育てよう!と思いました。 お菓子 最後のお菓子です。コーヒーケーキ、ピスタチオのケーキ、チョコケーキに、マシュマロと盛り沢山!全て美味しい。 レ・テライエーはオススメです 素晴らしい料理でした。肉だけは少し普通でしたが、他のお皿は絶品でした。南フランスに来られた時はぜひ訪問してください。エアコンが無いので暑い日に行くことだけは避けたほうが・・・。今回の訪問時は3組だけのお客さんでした。   レ・テライエーのホームページ お店のホームページがあります。 さすがミシュラン一つ星レストラン。 http://www.lesterraillers.fr/   食後に観光したビオットの町並み 昔の城壁内の街です。歩くのは大変ですが自動車も通らず静かな街でした。

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ニースでレストランに行くならミシュラン一つ星★【JAN】出汁のフレンチ!?

本場フランスでミシュラン一つ星★ レストラン JAN(ジャン)でランチ! 南アフリカと日本の出汁(だし)をミックスさせた創作フレンチ。 美味しかった〜♪ ニースを訪問の際には、 ランチに訪問して欲しいレストランです! . ニースのミシュラン一つ星☆JANの情報 場所はニースの港から歩ける場所。 赤いトラムT2の終点の「Port Lympia」で降りてから歩きましょう。 JAN 関連ランキング:モダンフレンチ | ニース 一つ星★レストランJANへ出発! 金曜日の昼間に時間が出来たので、 ニースでミシュラン一つ星★になったJANへ。 私達は徒歩でレストランを訪問でしたが、 車のお客さんの為の車預かりサービス有り。 駐車場がビルの中にあるので、車で訪問すると鍵を渡します。 あとの駐車はお店の方におまかせ。 フランス語で ヴォワチュリエール(voiturier) と呼ばれるサービス、 英語ではValetサービスで日本でもヴァレットと呼びます。 お店の場所はニースの裏通りの住宅街ですが、 高級な店の雰囲気がかもし出されていて期待が膨らみます。 ミシュラン1つ星☆レストラン「JAN」の店内へ 店の前には女性の案内係がおられ、 熱くなり始めて季節にも関わらず 外で快く出迎えてくれました。 オンライン予約の際にクレジットカード番号の登録で 予約完了と思っていたのですが、 実は、再確認のメールを返信する必要があったことが判明! ダブルチェックのメールを返送していなかったのですが、 予約リストにはきちんと名前が載っていました。 店内は高級感の漂うアレンジ。 隣のテーブルとの10センチ程間隔が狭いことが少し気になりますが、 きっと今日は隣のテーブルの予約は入っていないだろうと 想像して着席します。 テーブルには好みの生花が・・・期待感更にアップ! 店内席からテラス席に変更 テーブルにつくと、 ガス入り水かガス無しかを聞かれます。 普通だと食前酒を聞かれるタイミングなので、 少々戸惑ってしまいました。 ガス入りの水を飲みながらメニューを見ていると 10センチしか隙間のない隣のテーブルに、 お客さんが案内されてきました。 星付きレストランで 居酒屋の様に隣の人と肘が当たる距離で食事をしたくはないので 席の移動を希望しました。 しかしながら二人用の席は全て予約が入っているとのこと。 いずれにしても屋内のテーブルはすべて隣との間隔が近いことは変わりません 最終的にテラス席に移動! クーラーが無いので暑くなること心配していましたが、 気温も上がり過ぎず快適でした。 ニースは夏でもサラッとしていて蒸し暑くないので、 戸外の食事はとっても爽快です⭐ レストランJANでランチを選ぶ ランチで選べるメニューは三種類(フランス語・英語有り) *2016年の夏の例   今日のメニューは 前菜がマグロをタタキ的アレンジ、 メインは鴨肉と説明がありました。 私は鴨肉が苦手で、 相方はマグロのタタキは食べたくない、 困りました。 他のものに変更できますか?と聞くと ランチメニューは変更できるチョイスはないとのこと。 そこで、2皿コースを 私は前菜+デザートという変則で注文し、 相方はメイン+デザートの2皿を注文。 もちろんバカンス気分でワイン付きのセット! レストランJAN☆ミシュラン一つ星の味は? JAN☆のアミューズブーシュ(口を楽しませる物)=先付け アミューズブーシュ(amuse bouche)は、 焼いたホタテのクリームスープ、 メロンとホワイトチョコレートのアイスクリーム入。 付け合せのパンは南アフリカ風のアニスを表面に塗った ブリオッシュ、ゴマ入りパン。 バターの三種類が素晴らしい! 日本を思い出す味付けで、 出汁とバターを混ぜるとは・・・すごい発想! さすがの一つ星☆   料理が配膳される前にワインが注がれます。 左側の赤ワインが鴨肉に合わせて、 右側の白ワインはマグロの前菜に合わせたもの。 JAN☆の前菜 前菜のまぐろのタタキは盛り付けが綺麗。 ソースは南アフリカ風の椰子の実オイル(パーム油)、 ケーパー、ドライトマト入りで、辛めの味付け。 タタキの火の入れ具合が絶妙✨ 残念だったのは、 メイン代わりに注文したのですが、 サイズが前菜サイズのままで小さかったこと。 多くの店では前菜をメインとして注文すると 量をメインディッシュ用に量を 多めに調整してくれるのです。 今回は、きっと既に作り置きされていて、そ こまで変更が難しかったのでしょう。 しかし、あまりに小さい・・・ アミューズブーシュサイズ😢   JANのメインプレート…