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フランスの小学校の通学、登下校は親が付き添うのでとっても安全!学校も塀で囲まれていて安心。

うちの息子はフランスで小学校に通っています。 フランスは、通学も学校の設備も 日本と比較してとても安全! 日本で小学生低学年くらいの小さな子供が 一人でランドセルを背負って歩いているのをみると 心臓がドキドキするくらい不安を感じるくらい。 フランスの登下校は保護者の負担が大きいですが、 社会が認識しているので、会社でも調整してくれます。 子供にとって安全な良い仕組みです。 今日は、小学校の通学と学校の安全面についてご紹介します! . 小学校の登下校は保護者の付き添いが必須! 小学校の登下校は 一定の年齢まで親もしくは保護者の付き添いが必須です。 小学校3年生くらいまでは絶対に付き添い、 高学年でも多くの子供が親と一緒に通学します。 子供の安全には最善のシステムです。 裏を返すとそれだけフランスが危険だとも言えますが。 小学校4年生からは子供だけで通学もできる 子供だけで通学するには学校に申請しなくてはいけません。 小学四年生ぐらいから子供だけで通わせることも可能ですが、 しかし、ほとんどの子供は保護者と一緒に通学します。 小学校は飛行場のように高い柵と尖った返し 小学校全体が学校全体が 高い金属の柵で囲われています 日本の小学校の門や壁のように低いものではありません。 壁の上部は侵入防止のために柵が外側に向かって尖った状態です。 飛行場の柵を想像してもらえると良いかと。 日本の小学校のように塀を登って侵入は不可能!     フランスの小学校の登校 保護者と一緒に登校します。 小学校の門に警備の先生がいて、 先生に挨拶して子供を構内に送り、 子供が学校の中に入ったことを確認して 保護者は去ります。 門の外側にも常にバイクや車が通らないように 監視する警備の方がいます。 日本で小学校の通学時間に信号や横断歩道で 旗を持っている父兄の方と同じ感じでしょうか? 保護者と子供は8時くらいから集まり始め、 開門の8時20分には門の前は人であふれます! 遅刻者は正門に周り、 呼び鈴を押して遅刻の理由(正当な)を説明し、 中に入らなければいけません。 フランス小学校の下校 下校時間の午後3時45分が近づくとの校門の前は保護者でいっぱい。 5学年分の親が待っているのです。 子供は学校内から外にいる保護者を探し、 セキュリティ担当者が保護者を確認しなければと、 子供は門から出られません。 門を境に、子供と保護者がお互いを見つけ合います。 下校風景の写真です。 子供と親であふれているのは朝と同じですが、 一気に出てくるのでより混んでいる感じ。 フランスを登下校を日本と比較 フランスは日本にくらべて子供は安全! 子供の安全にはフランスの小学校の通学システムは 日本と比較し勝っていると思いませんか? 私は安全面に関しこのシステムは素晴らしいと感じており大賛成です。 これ以外は考えられません。 日本の小学校の通学路では、 ボランティアの保護者や地域の方が 見張りをしてくれるところもありますが、 学校付近がメインで全ての通学路をカバーするのは難しいでしょう。 フランスの登下校は保護者の負担は大きい しかしフランスは、保護者の負担は大きいと思います。 朝の8時半に登校させて、 午後の3時半にはお迎えです。 昼食を家で食べる子供は、 加えて11時半にお迎えと 13時半に送り届けもあります。 自分や近親者が送迎出来ない時は、 ベビーシッターを頼まなくてはなりません。 しかし、働きながら送り迎えをすることは 日本とは比較にならないほど容易です。 子供の送り迎えは義務なので、 勤務先でも送迎に関して理解が有るからです。 共働きの家庭が多く 都合のつきやすい方が送迎をしている様ですが、 パパ率高し、 といった感じがあります。 フランスの小学校の登下校『まとめ』 フランスの小学校の登下校についてイメージ頂けましたでしょうか? 日本と比較して、 単純に工数だけ考えると登下校時の親の負担は大きいですが、 安全面では安心できるシステムです!   ◆フランスの学校制度と大学進学についてご興味が有りましたら以下の本「フランスの社会階層と進路選択」の試し読み部分を参考にすると雰囲気が分かります。