![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/oku-kanashimi.jpg)
私の身長は177cmです。
憧れの【THE Room】に乗りました。
広々として扉が有り個室のような雰囲気のTHE Room,
ANAホームページの写真で凄い広さだなあと感心して憧れてました。
意外に早い機会に乗ることになったのでご報告です。
広さと個室感は素晴らしく、落ち着いてパソコンで仕事できます。
眠るときの上半身の広々とした快適さ寝返りをうてる気持ちよさ。
しかし、快適でなかったのが膝から下の足先。
ブース型の前モデルのANAビジネスクラスで苦しかったの足先が窮屈な点はThe Roomでも変わってません。
膝から下の部分が段差があり高くなっているのもつらい!
足先の部分も広くなっている!?と期待してただけに残念。
やはりビジネスクラスではこれ以上は求められませんね。
ファーストクラスに乗れば広々で足先も快適です。
新ANAビジネスクラス『THE Room』とは?
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/01/THE-Room.jpg)
引用:ANA THE Room
ANAビジネスクラスTHE roomの特徴は、
- 2019年から導入された個室風のビジネスクラスシート。
- 後方に向けて座るシートを組み合わせてワイドなスペースを実現。
- フルフラットになるベッド。
- 24型の4Kモニター
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/oku-warai.jpg)
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/01/the-room-15.jpg)
ANAのTHE Roomで出発です!
普段はラウンジの時間を大事にして飛行機にはゆっくり向うのですが、
今回はTHE Roomを最大限の時間楽しむために、優先搭乗が始まると直ぐに搭乗しました。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/01/boarding.jpg)
初めてTHE Roomの実物を見たときの感想は、
飛行機のシートには見えません。
座ってみるとドアを閉めなくても個室感がたっぷりです。
他の乗客が見えないくらい仕切りが高いのです。
スパークリングワインをいただき、ゆったりと座ります。
機内アナウンスが流れ、
「ビジネスクラスの乗客は肩のベルトも締めてください」
シートがフラットで進行方向の反対に向いて座るので
自動車のような肩からのシートベルトも追加されていてる3点シートベルトです。
自動車と同じく「巻き取り装置」が付いているので締め付け感がきついです。
チャイナエアラインのビジネスクラスに乗った時以来の肩シートベルトです。
あえて選んだ窓側の後ろ向きに座るシートで飛行機の進行方向の逆に座っての飛行はまるでプライベートジェットのよう。
ANA『THE Room』をベッドにする
シートベルトサインが消えたので早速ベッドにしてみます。
機内の注意書に書いてある【足置き下やサイドテーブル下に に物を置いてはいけない】の意味がよくわかりました。
シートの座面が物置テーブルの下に潜り込むのです。
これは間違えて物を置くと壊してしまいます。
フルフラットにすると靴を置く場所が有りません。
シートの下に置いておくことはできますが、
使う時には1度ベッドを起こさなければなりません。
通路側からは靴を入れるスペースが有りません。
夜中に起きてトイレに急いで行きたくなると困りそうなので、
念の為にスリッパをシューズバックに入れてベッド上に置いて置くことにします。
ANA『The Room』の足先部分が残念!?
ベッドの足先の部分を見ると、
先の部分に段差があり高くなっています。
シートに座っている時には足を投げ出して置ける部分です。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/01/the-room-12.jpg)
高さがずれているのは私のベッドのセッティングのやり方が悪いのかもしれない?
キャビンアテンダントさんに聞いてみると、
「少し段差があって正しいですよ」とのことです。
奥に向かう方向に最大で2センチほど高くなっている感じです。
寝転がると膝下が高くなるのでとても違和感があります。
つま先部分が狭いのは全モデルのANAビジネスと同じ。
そして、高さだけでなくTHE Roomのつま先の部分が狭い。
これまでのカプセル型のビジネスクラスシートと同じです。
足先が壁に当たって窮屈に感じる。
右足がプラスチックの突起にもあたります。
構造的にはできそうなのですが。
つま先部分が新型では広いことに期待していただけに残念でした。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/01/the-room-13.jpg)
ヒザ下の段差が辛い
追加して、膝下部分が少し高くなっていることも辛い。
私はふくらはぎが痛くなりました。
結局、眠りながら無意識に足を入れる場所に載せないようにしていたので
せっかくの足を伸ばせる長さのフルフラットですが
足を曲げて身体を曲げた形で寝てました。
車中泊で言うと小型車で助手席シートを完全に倒して後部席とつなげ
L字型で眠るのと同じイメージとです。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/01/the-room-10.jpg)
THE Roomの上半身部分が広いのはとにかく素晴らしく快適です。
これまでのフルフラットのビジネスクラスとは一線を画す広々感。
それだけに足先部分の違和感が残念ですした。
ANA『THE Room』のエンタメ機能
24インチのスクリーンは大迫力で綺麗。
HDMIソケットも搭載されていてますが未だサービス開始してません。
パソコンやiPhoneとつなぐとより時間を快適に使えそう。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/01/the-room-5.jpg)
機内WiFiもANA WIFI2なので全行程を定額で使えます。
今回は3時間使い仕事しました。
ANA『THE Room』の感想です。
THE Roomは飛行機のビジネスクラスとしては
個室感があり素晴らしいです。
コレまでの椅子に座っているという感覚ではなく、
まさに「部屋」で寛いでいる感覚になれます。
パソコンを開いて作業や仕事するには最高の環境です。
フルフラットにしての仕事もいいですし、
シートにしての仕事でも快適です。
個室感は集中するには最適です。
しかしながら眠るという点については今までのビジネスと変わりません。
上半身の広々感は最高なのですが、足先が狭く苦しく感じます。
私は普通車での車中泊もするのですが、
THE Roomはまさに同じ感覚の寝心地です。
夜中に何度か身体の体勢のきつさを眠りながら無意識に調整するところが似てます。
THE Roomはビジネスクラスの新しいトレンドを開拓したスタイルで今後のビジネスクラスがより快適になる先駆けになるはずです。
私の場合は分刻みの職務ではないので、車中泊と同じレベルに高額を払うならば、エコノーミークラスに耐えて乗車して1日か2日前に現地に入り快適なホテルに数万円で宿泊した方がいいなあと思いました。