コルク抜きがなーい!
フランスのスーパーでロゼワインを買って、ホテルで飲もうとワクワク
日本ではロゼの種類が少ないけれど、フランスなら選び放題
さて、飲もうと蓋を回そうとすると
ハーフサイズのワインボトルなのでスクリューキャップと思い込こんでました。
*日本ではハーフサイズは一般的にスクリューキャップ
でも、シャワーを浴びていて冬の寒空の外には行けない、明日の出張仕事に差し支える。
試しにホテルのフロントに聞くと、貸し出し用のコルク抜きは無い。
でも、飲みたくてしかたがなーーーーい!!!
・
・・
・・・
・・・・・・・
あっ、
これだっ!!
脳を活性化させて部屋から出ずに開ける方法を見つけました!
コルク抜きがなくても大丈夫♡
ティースプーンでコルクは上に抜ける!
コルクをスプーン(小)で抜いた方法
それではコルクをホテルの部屋にある道具で開ける方法です!
スプーンの柄の部分を使います。
コーヒー用のティースプーンでOK。
サイズはスプーンの柄がコルクより細いもので薄くて尖っているものが向いています。
ここで注意点は、ティースプーンの柄が厚い、コルクの締りが甘い、そんなときには瓶内へ押されて中に落ちます。
ワインを飲めるという結果は同じですけれど・・・
高確率でコルクはスプーンに押されて瓶に落ちます。(私は4分の3で失敗)
タオルでスプーンを覆っておかないと、
コルクが瓶内に落ちる瞬間、ワインのスプラッシュを浴びます。
手順1. コルクにスプーンの柄を『一文字』に差し込む
スプーンの柄をマイナスを書くように平たい一文字を書くようにしてコルクの中心に差し込こみます。
水平方向に振りながら差し込んでいきます。ハンドタオルなどでスプーンを持つと手が痛くならずに力が入りやすい。
写真は抜いたあとですが、一文字の方向にぐりぐりと差し込んだ痕が分かります。
じわじわとコルクにスプーンの柄を差し込んでいきます。
一気に進めるとコルクが壊れるのでユックリと、
ワインを飲めることを想像して楽しみながら差し込んでいきましょう。
ここで、スプーンがコルクに貫通しました。
手順2. スプーンの柄を突き抜けたコルクの中で『90度回転』
スプーンの柄がコルクを突き抜けたら柄を十分に押し込ます。
そして、スプーンの柄を90度回転!
柄がコルクに引っかかります。
手順3. 『ゆっくり』とコルクをスプーンで引き抜く
90度回転させた状態で引っ張ります。ゆっくりとスプーンを上に引きます。
コルクが割れないようにゆっくりと。
ゆっくりゆっくり、じわじわ引いていくと、コルクが上昇を始めます。
ドンドンとコルクが抜け出てきます。
ユックリユックリ、じわじわと、
急ぐとコルクが破壊されてスプーンだけが抜けます。
コルクもきれいな状態!
抜いたあとのコルクの状態を見てみましょう。
90度回転させたので、一文字から十文字に変化しています。
コルクの上部分からの写真。しっかりと差し込まれていますので、こちらは一文字のまま。
ワインオープナーの代用にスプーンを再検証【動画付き】
フランスの旅の時はコルクを上手く抜けました!
我ながら、
と感心したものです。
帰宅してから再検証してみると・・・・・3回失敗して、4回目にやっと成功!
失敗したときは、コルクが押しこまれて瓶に落ちたのです。ワインを飲む目的は果たしましたが、少し残念な結果でした。
「成功」と「失敗」のスプーンの形状を写真で比較してみましょう。
成功したスプーンは柄の先が尖っています。
形状比較から分かったことは、柄が尖っていないと押す力がコルクに伝わりすぎ、貫通する前に瓶の中にコルクを押し込んでしまったということ。コルクをスプーンで貫通させる秘訣は尖っていることが一番重要です。
厚みは右側のスプーンが一番薄いのわかりますか。
上から見ると成功した左側のスプーンが尖っています。
右側は薄いのですが丸いため押し込む力になり失敗。
再検証から分かったことをまとめ
- スプーンが薄くて尖っていないと刺さらずにコルクを押し込んでしまう。
- 押し込んでコルクが落ちてもワインは開く!
- なので失敗でもワインは飲める!
- コルクが落ちるとワインがスプラッシュ! お風呂場で汚れてよい服で作業すべし!
【動画】コルク抜きの代用にティースプーンを撮ってみた!
動画にも撮ってみました。ティースプーンでどのように抜けるのかよくわかります。
今回は自宅での検証ですが、フランス旅行を想定して、敢えてハーフサイズのボトルです!*日本らしくロゼだけはフルボトルしか見つからず。
コルク抜きの代用にティースプーンの『まとめ』
今回はティースプーンでコルクを抜く方法のご紹介でした。
ワインオープナーの代わりにティースプーン、手順は3ステップ、
- コルクにスプーンの柄を『一文字』に差し込む
- コルクを貫通したらスプーンを90度回転
- コルクをスプーンでゆっくりと引き抜く
コルクが抜けます!
この他にも、コルクをコルク抜き(ワインオープナー)が無いときに代用の手段で抜くには、
- 靴に入れて底を叩く、
- ねじを使って引き抜く、
- 棒状のものを差し込む、
- ナイフを使う
- スプーンでコルクを瓶に押し込む
などなど、様々な方法があります。
今回ご紹介したティースプーンで抜く方法を『代用品でコルクを抜く方法』リストに加えておけば、海外旅行で役立ちますよ♫
ソムリエさんがトライ!
たぶんですが、エキスプロラターダジュールで紹介しているスプーンをコルク抜きの代替にして抜く方法を参考にしてソムリエさんがトライしてくれていました。
こちらの「ワインざんまい」の武井麻妃(たけいまい)さんです。
トライ有難うございます!
練習の2回、本番の1回、コルクが瓶に落ちちゃったの残念です。
でも、チャレンジありがとうございます!
私も、フランスのホテルで真剣に困った時にピカーンと思いついてやったときは1回で成功したのですが、
コレは世の役に立つ! と動画を撮影した時は何回も失敗してます。
簡単な方法なのですが、スプーンの尖り具合とコルクの締まり具合に左右されちゃうのですね。
コルクが落ちても最終的には飲めるので、武井麻妃さんと同じくワイン好きとしては問題なしですけれど😁
ネットの動画を見ている限りでは海外の方はなかなか真似してくれていません😅
◆コルク抜きが無いと焦らないために、フランスに旅行に向かうときにはソムリエナイフをスーツケースに忍ばせておくのも手です↓