
楽天モバイルUNLIMITは海外ローミングと通話がフランス(その他66カ国も)では追加料金なしで使えると情報を入手してauからMNP乗り換えしました。
今回は購入を検討した内容、そして実際に購入した機種をご紹介します。
★フランスでの使用感はこちらの記事→楽天UNLIMITは追加料金無しで海外でも日本感覚で使える!フランスでテレワークした体験談!
これまでの海外でのスマホの運用
海外滞在には短期であれば日本のスマホの海外ローミングを使用(1日に千円〜3千円)、数週間の中期なら海外の旅行者向けプリペイドSIM(500円から2千円)を使っています。
通話は海外からかけると高額になるのはもちろんですが、受ける際も約1分100円と高額なので電話がかかってきても取らずに050PlusかSkype電話でコールバックするという運用をしています。
ソフトバンクで契約していたときにアメリカ放題を使ったときは海外でも日本と同じ感覚で使えることに感動しました。でもシカゴやハワイでは使えたのにグアムでは使えなかった不思議な思い出もあります。でも、ソフトバンクはアメリカは無料なのですが、その他の国でデータローミングする際は一日に3,000円かかるので、海外ローミングが1日に1,000円で済むauに乗り換えた経緯もあります。
楽天モバイルUNLIMITを検討する
今回、楽天モバイルのUNLIMITは海外データローミングと通話がフランス(その他66カ国も)では追加料金なしで使えると情報を入手したので乗り換えを検討しました。
使用目的はデータローミングと日本の電話番号での通話とSMSです。
楽天モバイルUN-LIMITは追加料金なしで海外で使えます。
- データローミングは2GBまで(超過後は128kに制限)
- 日本との通話(Rakuten LINKアプリを使用)
- 日本の番号とのSMS(Rakuten LINKアプリを使用)
楽天モバイルUN-LIMITからフランスの番号にかけるときは有料。
オプションで『国際通話かけ放題 980円』を契約すれば追加なし。

海外ローミングの容量の制限は2GBと厳しいので無料のWIFIを併用することは必須です。しかしながらデータは2Gを使い切ると500円で1GBずつ追加チャージでるので、必要時に必要なギガ数だけをリーズナブルに追加できるのは便利です。
ちなみに2GBを超過したあとは全く使えなくなるのか気になりますよね?
楽天UNLIMITは128kの低速でローミングを継続して使えます。128kはWebページの写真を表示するにも何分もかかるほど低速ですがメール受信やSNSチャットレベルなら使えるので最低限のことはできます。
楽天UNLIMITでも高額の料金がかかる場合があります。
- 日本の電話番号なので海外(フランス等)の電話から楽天UN-LIMITにかけると発信者に高額な料金が発生
楽天UNLIMITを実際にフランスで使った記事【スピードテストの動画あり】→楽天UNLIMITは追加料金無しで海外でも日本感覚で使える!フランスでテレワークした体験談!
楽天UNLIMITの申し込みリンクはこちら
楽天UNLIMITで海外使用するならデュアルSIMカード!
楽天UNLIMITで使えるベストな機種を検討してみました。楽天UNLIMITは正式に対応をしている機種は限られています。
ただし最近の機種であればiPhoneやSIMフリーのAndroidも使えますが、海外でトラブルが起きたときの保険的に、加えて楽天UNLIMITで機種を同時購入すると楽天ポイントを大量にバックしてくれるキャンペーンもあるので楽天での機種購入を検討しました。
結論は『OPPO A5 2020』がおすすめです。
私はフランスではFree MobileのSIMを5年前から持っています。(注記:”Free”は無料という意味ではなく移動体通信業者の名前です)。
Freeは毎月の基本料金が2ユーロでフランスの電話番号を持てるので、フランス滞在中にフランスの国内電話を受けるときにとても役立ちます。フランスの携帯電話から日本の番号にかけてもらうととんでもなく高額になるので誰もかけてくれないのです。
しかしながら、iPhoneではSIMカードを差し替える必要があり、日本からの電話を受けられないのでフランス滞在時は2台持ちしていました。(注記: 楽天UNLIMITはeSIMに対応しているので、iPhone11Proでは楽天UNLIMITをeSIMにしてFreeを物理SIMカードにもできます。)
今回の機種選びでは楽天UN-LIMITとfreeの両方のSIMを同時に使えるデュアルSIMタイプのスマホを検討しました。
楽天UN-LIMITで公式に使用できるデュアルシムのモデルは以下です。(2020年現在)
ポイントバック後の実質価格 | ポイントバック数 | |
OPPO A5 2020 | 約 2,000円 | 20,000ポイント |
OPPO RenoA | 約 29,000円 | 10,000ポイント |
OPPO Reno3 A | 約 40,000円 | 無し |
HUAWEI nova 5T | 約 50,000円 | 10,000ポイント |
iPhoneに戻す可能性もあるので費用をできる限りリーズナブルにと考えると『OPPO A5 2020』の一択ですが、ネットで調べると「大きい、重い、もっさり」という評価も有り実際に楽天モバイルのお店で見てきました。
実物を見ると『OPPO A5 2020』はたしかに大きくて重くて画面が今の時代では鮮明でありません。『OPPO RenoA』は画面が綺麗で軽く良い感じ、『HUAWEI nova 5T』は展示がなかったのですがが価格から想像するには良いものでしょう。
でも、iPhone11Proから乗り換えるなら『OPPO A5 2020』はそれほど重くは有りません。iPhone11Proの重さは188gで、OPPO A5 2020は195gなので手に持った感じの重さは殆ど変わりません、加えて画面のサイズは大きくります。
写真を御覧ください、左がOPPO A5 2020で右がiPhone11Proです。縦に長いので表示範囲が10行分くらい増えてる感じですね。

画面表示の綺麗さは10万円超えのiPhone11Proにかないませんが、日常で使用する分にはなれるので問題なしです。
そして、OPPO A5 2020の最大のメリットはデュアルSIMで運用するときにSDカードを同時に使えることです。他の一般的な機種はSDカードを使う場合は、デュアルSIMの場所をSDカードに使用するのでシングルSIMになるのです。

OPPO A5 2020のメリット・デメリット
私の感じたメリットとデメリット
【メリット】
- デュアルシムとSDの併用
- 画面のサイズが大きい
- バッテリーが5000mAhで大きい
【デメリット】
- 縦に長いのでポケットに入れたときに邪魔
- 防水機能が付いていない
- 画面表示のくっきり感がない
デュアルシムで使えるリーズナブルなスマホということで『OPPO A5 2020』を購入することにしました。
OPPO A5 2020購入してからの感想
【よかった点】
OPPOのColorOSはiPhoneを意識していて使用感がiPhoneにとても似ていて楽でした。OPPOは間違いなくiPhoneユーザーを取り込もうとしていますね。イヤホンもiPhoneのコピー品?と感じるくらいiPhoneに似ています。これまでSonyのExperiaとSumsungのGalaxyをAndroid端末では使用したことがありますが、iPhoneとの違いは大きく有りました。OPPOはiPhoneから乗り換えた場合に違和感が少ないのでiPhoneから乗り換えるならおすすめです。

【よくなかった点】
アプリの設定作業をしているときにフリーズすることが何度か有りました。スマホがフリーズではなくアプリだけなのですが、情報を入力したあとに次の画面に進まずに止まるのです。アプリを再起動して何度か試みると進めはしましたが、OPPO A5 2020が原因なのかアプリの問題なのかは分からないままです。
さいごに
今回は楽天UNLIMITを海外で使用するために機種選びしてみた話でした。次回のフランス訪問時に実際の使用感を試してみます。
楽天モバイルは海外旅行には最適です。海外用のレンタルWIFIのマーケットを減らしてしまうかもしれません。
日本で私の住んでいる地域は楽天回線ではなくパートナー回線エリアです。でもデータ高速モードにしなくても1Mバイトのスピードが出ているので普段遣いには困りません。これが海外になると制限が128kですから使用に耐えられるのか興味深いです。
ちなみに私は飛行機内WIFIに何度もチャレンジしていて、激遅のWIFIには抗体ができているので結構平気なのではないかと想像しています😁→【国内線・国際線】飛行機内WIFIの体験記まとめ
楽天UNLIMITの申し込みはこちら↓↓
追伸(海外ローミングで失敗した話)
日本でフランスのプロバイダfreeのSIMを使って失敗したことあります。
iPhone11Proで日本でのfreeの接続を試していたときに、海外ローミングをOFFにしておくことを忘れていたのです。
1時間もかからずに50ユーロ(約6,000円)のデータ通信料金が課金されました。
私はWIFIで使用しているつもりだったので気がつかなかったのです。SMSで警告がきていたのですが、海外到着時の案内SMSだろうと思い込み確認を怠りました。
しかしながら、freeの良いところは50ユーロを超えると強制的に海外ローミングがオフになり、続けてデータローミングを使うにはWEBサイトにアクセスして許可承認を出さなければならないのです。数十万を請求されることのない安心のシステムでした。
ちなみに、楽天UNLIMITの場合は2GBで自動でストップして追加課金はされないので安心です。