フランスのアジアンスーパーではわりと簡単に、
醤油・みそ・ごま油などは手に入ります。
フランスの大きい都市にはアジアンスーパーは普通にあります。
スーパーマーケットでもASIAコーナーでは、
正規のKIKKOMANが並んでいて、
少し怪しげなアジア系の日本食材もズラッと棚にあり、
日本食の需要の高さがうかがえます。
南仏のニースでも最近は日本食ブームで、
スーパーのモノプリ(MONOPRIX)でも
醤油、海苔、蕎麦、を買えますし、
お寿司のコーナーも大人気です。
しかし、
日本に帰国時これだけは忘れず手に入れたい!
という食材がいくつかあります。
その中で一番最重要なものは出汁(だし)です。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/sen-warai.jpg)
それでは、私が日本に一時帰国したときに買う食材【5選】をご紹介します!
【1位】出汁の素材(かつおぶし・煮干し・昆布)
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/sen-warai.jpg)
必須です!
以前、西アフリカのダカールで食中毒で3日間ほど熱と腹痛に悩まされた時、
たまたま持っていたインスタントの味噌汁(お湯を注いで完成するタイプ)の美味しかったこと・・・
忘れられません。
出汁(だし)は日本人の心のふるさとです。
病気の時は絶対に効果抜群に安心感を得られます。
だから、日本に一時帰国したら、
一番に出汁の素材は必ずゲット!
かつおぶし、煮干し、昆布をゲットします。
こどもが赤ちゃんの時は煮干しで出汁を取り、
哺乳瓶にいれてミネラルとカルシウム補給に飲ませていました。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/sen.jpg)
【2位】味噌
味噌は常温で保存できるので便利です。
味噌汁を作るには必要なアイテムで外せません。
味噌汁は子供に苦手なものを食べさせる万能アイテムなので、
野菜嫌いの我が息子も味噌汁に野菜を忍ばせると食べてくれます。
出汁と味噌の旨味の為か、
野菜嫌いの我が子も味噌汁の中の野菜は美味しいと言って食べるのです。
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残念ながら息子は今も野菜は好きではないですが。
【3位】常温で3ヶ月保存できる油揚げ
味噌汁にほんの少しでもいれると旨味アップするのが、
油揚げ!
コクを出したい時に欲しいのですが、
これは海外で手に入れることができません。
ドイツのドュッセルドルフまで行けば手に入りますが・・・
日本に一時帰国時にスーパーで手に入る油揚げは
残念ながら冷蔵品がほとんどです。
ところが見つけたのです
常温で3ヶ月保存出来る油揚げ!
「南関あげ」と「松山あげ」です!
どこでも売っているというわけではないので
フランス出発前からオンラインショッピングで購入して
買いそびれ防止してます。
ひとつ数百円でリーズナブルです。
油揚げは日本が恋しくなった時に役立ちます。
出汁をとった味噌汁にお揚げさんが入ると、
もう、そこは日本。
目を閉じればフランスではなく日本です。
ノスタルジックになったときに心を落ち着ける約になちます。
松山揚げでお稲荷さんも作れます。
自分で味付け出来るので、オススメ!
【4位】梅干し
梅干しもやっぱり外せませんね!
可能な限り地産地消としたいところですが、
やはりフランスのプラムを食べるだけとは違う気がします。
日本に帰国したら梅干しも購入して、フランスで常備してます。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/sen.jpg)
梅を使うと簡単に日本の味を出せますね。
【5位】 干し椎茸
干し椎茸、これは日本製を手に入れたい。
干し椎茸はフランスのスーパーでも売っていて、
“Shitake mashroom” (シイタケマッシュルーム)はフランス語でも通じます。
でも中国からの輸入品が多いので、
日本に一時帰国したときには、やっぱり日本の干し椎茸を大量に仕入れます。
干し椎茸は軽くて壊れにくいので荷物を作るときに
スーツケース内でパッキン代わりにもなりますし😁
ここ数年でモントリオールのスーパーマーケットでも普通に購入できるようになった「シイタケ」。「Shiitake」と表示されていることがほとんどなのだけど、今日のお店は「Chitake」だった。まだ食べてないけど、シイタケのはず。
(CHAMPIGNONはフランス語できのこの意) pic.twitter.com/dLdepgVRRC— LOA@カナダ (@loa_webwriter) December 11, 2019
【6位】 とらやの羊羹
フランスでは和のスイーツ風のお菓子はありますが砂糖感が強いものばかりです。
そんなときに食べたいのがとらやの羊羹です。小さな小形羊羹を食べると日本の優しい甘さを思い出します。
ちなみに「とらや」はパリに出店しているのでフランスで購入することもできるのですが、ニースにはないので持ち帰りしています。
京都限定のとらやの羊羹もアマゾンで全国何処からでも購入できます。
日本に帰国したときに買うものリストの『まとめ』
今回は日本に一時帰国したときに絶対買うものをご紹介しました。
日本を思い出せす素材がやっぱり必須ですね。
フランスに限らずですが、
海外での長期間の生活では
和のものを身体が渇望するときがあります。
最低限の和のものはやっぱり持っておきたいですね。
でも実は、日本に一時帰国したときに買うものは他にも・・・・
しめじ、海苔類、納豆、料理酒、・・・
色々ありますね、
フランスで毎日バゲットを美味しくいただき、
お米を炊くための炊飯器も持っていませんが、
やっぱり日本の出汁の味をつくるものは必須で、
日本に一時帰国したときは絶対にゲットしてます!
【追記】ニースにも出汁(だし)で旨味を出すレストランが?!
フランス料理屋(フレンチ)だけど南アフリカの人がシェフで、料理に出汁(だし)を織り込んで旨味を出す、そんなレストランがニースにあります。
レストランJAN!
ミシュラン一つ星のレストランで美味しい出汁を南アフリカアレンジしたフレンチレストランなのです。一度は味わう価値があります。
食レポを記事にしているのでご興味ございましたら御覧ください。