スカンジナビア航空(SAS)のエコノミークラスに乗り驚いたことがひとつ、
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ドリンクが有料!
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正確には、食事のときに1回は【無料】で貰えるのですが、その後は【有料】です。
スカンジナビア航空のエコノミークラスでヨーロッパに向かうときには、ドリンクは食事の時にしっかり貰うと覚えておきましょう!
スカンジナビア航空はメインキャリアとLLCの間くらいを狙っているのかもしれません。
SASのドリンクについての案内

SASのホームページに少々表現を読み取る必要がありますが説明があります。
SAS PlusおよびSAS Businessのお客様は、お食事とスナックを常に無料でお召し上がりいただけます。アジアおよび米国発着の長距離フライトでは、すべてのお客様にお食事を無料で提供しています。
機内でのコーヒー・紅茶はいつでも無料です。
引用:SAS公式ページの「食べ物と飲み物」
ドリンクが有料とは書いていませんが、「食事は無料」で「コーヒー・紅茶は無料」から、書かれていない「ドリンクは有料」が読み取れます。
実際には食事の時にアルコールドリンクやソフトドリンクを1回は頼めるので説明以上のサービスをしてくれています。ただ、規定にのっとると食事のときも有料でも正しい対応です。
SASの食前と配膳時はドリンク無料

食事前の食前酒は自由に選べました。ビールとワインや、ワインとコーラなど2種類頼んでもOKです。SASでのたびに慣れている人は2種類頼んで確保しているようにみえましたね。
食事をサーブする時にもう一度ドリンクを貰えるチャンスが来ました。このあとは有料なのでビールとワインを頂きました。
食事の後に注文するとビールでも9ドルと結構なお値段です。
SASのドリンク有料化の目的は?
私見ですが、有料にする目的はCAさんの工数を減らす(結果的に人数を減らす)ためと不公平感を無くすためかと想像します。
食事の時に複数のドリンクを頼んでも問題はないのに、何故食事の後は有料にするのか?
・最初に考えられるのはスチュワーデスの労働の低減です。
フライト中にいつでも注文できるといつまでも頼んでくる人がいるが、1000円程のお金を払うなら、多くの人は注文をよほど飲む必要がなければ控えます。そうすると、食事を提供したあとはスチュワーデスは休息できるので結果的に人数を減らせるのでコストダウンに繋がりますよね。
・不公平を減らすため。
アルコールが好きな人にとっては飛行機の中は天国です。日本からヨーロッパまでの10時間以上をずっと飲み続けることができるます。そしてスナックや軽食も提供してもらえます。しかしながら、アルコールを飲まない人はジュースとコーヒーを何杯か飲む程度で、金額的な不公平感を感じると思います。なので、沢山飲む人は沢山払うという手法で不公平感をなくしているのかもしれません。
おわりに
今回はスカンジナビア航空(SAS)のドリンク事情について、食事の時以外は貰えないというお話でした。
ただし、厳格なLLCのようにドリンクの持ち込みを禁止はしていませんので、好きなドリンクを持ち込めるのは逆に良いことかもしれません。美味しい日本酒や焼酎などを空港で購入するほうが、機内の限られたドリンクから選ぶよりも間違いなく美味しいですから。
ドリンクが貰えなくてもSASの飛行機チケットの価格はリーズナブルなので、事前にわかっていれば空港で差額分で好きなドリンクを購入すればかえってお得です。