息子がヴァイオリンコンクール本戦に出場しました!
我が息子がドイツのデュッセルドルフで開催された
音楽アカデミーの国際コンクールで弾きました。
ちなみに、予選はYouTubeで申請でした。
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デュッセルドルフのヴァイオリンコンクールの基本情報
名称:The International Anton Rubinstein Competition 2018 – VIOLIN JUNIOR , Dusseldorf
(アントン・ルービンシュタイン記念音楽アカデミーの国際コンクール)
日程:2018年4月21日、22日
コンテスト:ヴァイオリン・ジュニア、8歳から15歳
公式ページはこちら
ヴァイオリン・コンクールの2日前にデュッセルドルフ入り
慌ただしく1日前に到着して翌日本番というよりは
1日ぐらい余裕があったほうがいっかということで、
2日前にデュッセルドルフのホテルへ。
ホテルが高くて心の中ではうーんと思いながらです。
しかも、何故かコンベンションか何かと重なり中心地のホテルが軒並み満室。
会場周辺のホテルで手頃なところは満室だったため
1日だけ郊外のホテルに宿泊しました。
緑に囲まれて広々しているところでリラックスできたのは良かったのですが、
なんと南仏よりも気温が高く、
しかもエアコン無し・・・
暑さに弱い私は早速弱音を吐いてしまいました。
コンクール本番の前日にピアニストとプライベートリハーサル!
第一次予選を通過した後コンクールのオフィシャルピアニストに早速連絡し、
プライベートでリハーサルの予約が出来ました。
初めて知りましたが伴奏者専用のウェブサイトがあり、
経歴やリハーサルの料金が載っているのです。
そこから連絡をして前日のリハーサルにこぎつけました。
この方はニューヨークのジュリアード音楽院で勉強し、
その後勤務もしていたそうです。
とても気さくなのに問題点をすぐに指摘してくださって、
本番前の準備がしっかり出来てとても心強くなりました。
昨年初めて出たコンクールでは全く伴奏のピアニストと演奏がかみあわなかったので、
今回はそれを避けるべく対策をしようと思っていましたが、
このプライベートのリハーサルはとても効果的でした。
息子は本番に一番上手にヴァイオリンを弾けました!
我が子はコンクールでは入賞出来ませんでしたが、
今までは出来なかった
最後までしっかり調整をして本番に挑むということが出来ました。
正直、この成長ぶりに驚きです。
他の出場者があまりにも上手だから、それが練習に結びついたのかな。
あまりに上手な子が多かったので、
ここで圧倒されて練習やヴァイオリンを続けることのモチベーションが下がるかもと思ったのですが、
ところがどっこい、そう感じるのは私だけで当の本人は
と言うのです。
正直、これ以上の練習時間は
私は捻出出来ないと思うのですよね・・・
学校に行って、ヴァイオリンを1日に4−5時間練習って、
どうしたら出来るのでしょう?っと、
そういう子たちは、10時間も寝てないようですが。
我が子の10時間の睡眠だけは絶対に削るつもり無いので、
対策をたてなければ・・・
デュッセルドルフ・ヴァイオリンコンクールに息子が出場『おわりに』
これから2週間の学校のヴァカンスでゆっくりして鋭気を養い、
やっと新曲の練習が解禁です。
息子は新しい曲の解読に一生懸命になってしまい
コンクールの曲の練習がおろそかになるので、
コンクール前は新曲は見せられないのです。
先生も終わるまで次の曲を秘密にしてくださって、
何とお優しい!!
次は6・7月のイタリアのヴェネツィア、
フランスのパリのコンクールを目指します!