「青のオーケストラ」第11話あらすじです。
夏の定期演奏会オーディションを3日前に控えた青野でしたが、なんと佐伯と共に数学の補習となってしまいました。
なかなか小テストが終わらない佐伯。
答案用紙を見てみると白紙のままだった佐伯。
佐伯は12歳までドイツに住んでおり、漢字がわからないとのこと。
そんな佐伯の答案用紙にフリガナをふる青野。
青野と佐伯が部活へ行くと、すでに全体練習が始まっていました。
補習組と部活内で有名になっていた青野と佐伯でしたが、鮎川先生の中では佐伯の名前しか口から出ず、焦りを感じた青野。
帰りの電車の中で偶然会った青野と律子。
律子はもう少し練習したいと青野の家へ一緒に向かうのでした。
「青のオーケストラ」第11話、ネタバレあり感想です。
夏の定期演奏会オーディションまであと3日というのにも関わらず、補習となってしまった青野と佐伯でしたが、ここで佐伯の過去を少しだけみることができました。
佐伯は12歳までドイツに住んでいたため、やや日本語に自信がなく、漢字がわからないというのです。
佐伯の中では、言葉は通じなくても、音楽で心は通じ合うと感じていたのでしょう。
佐伯のことを少し知ることが出来た青野は佐伯の姿がどのように映ったのか、青野の心の中を覗いてみたくなりました。
部活へ行くのが遅くなった青野と佐伯でしたが、青野の耳に入った鮎川先生の言葉、それは「佐伯ともう1人」でした。
青野は鮎川先生から名前で呼ばれなかったのです。
鮎川先生から名前で呼ばれなかったことがショックだった青野。
しかし、鮎川先生は青野のことは知っているが知らないふりをしたのではないかと感じました。
夏の定期演奏会オーディション前日。
青野は帰りの電車の中で、律子と会います。
そして律子は青野の家でオーディション演奏曲、ドボルザーク第九番新世界の練習をするのでした。
青野の家に来たものの、なかなか集中できない律子。
そんな律子と課題曲の話をする青野と律子。
律子はしっかりとドボルザーク交響曲第九番新世界について調べていたのと同時に、ドボルザークの気持ちになり考えながら演奏していることを話しました。
律子の話を聞いて、昔の自分を思い出す青野。
そして、青野と律子は2人でドボルザーク交響曲第九番新世界を演奏するのでした。
青野は律子とセッションしたことで、律子の演奏が上手くなっていることを知り、驚くのでした。
練習をすることで、最初は出来なかったことでもできるようになる。
それはバイオリンに限ったことではありません。
何事に対しても、前向きに努力することで人は報われるのです。
また、律子も青野がバイオリンを練習する姿に思わずみとれている、それはお互いにお互いを認めあっているからこそ感じることなのではないでしょうか。
人はやはり1人では何も出来ないのかもしれませんね。
青野と律子が練習に励んでいる間に、佐伯もまたおばあちゃんの前で練習しているのでした。
「青のオーケストラ」第11話では、佐伯の心の声を聞くことができたということも大きかったですね。
それまでは、佐伯という人物は何を考えているのかわからない部分もありましたからね。
次回、青のオーケストラ第12話への期待
「青のオーケストラ」第12話では、いよいよ夏の定期演奏会オーディション当日の様子が放送されます。
青野・佐伯・律子・ハル、そして2年生の部員たちがオーディションに挑みます。
緊張しながら個々の力を発揮する場となります。
果たして誰がどのような演奏をするのか、誰が選ばれるのか、視聴者である私たちもハラハラドキドキしながら1週間を過ごすことになりますね。
「青のオーケストラ」も登場人物たちの過去、そして現在が描かれてきており、面白くなってきています。
目が離せませんね。次回を楽しみに、1週間頑張りましょう。