「青のオーケストラ」第23話ネタバレあり、あらすじです。
とうとう定期演奏会が開演されました。
1曲目は「カルメン」です。
カルメンの演奏中、律子の思いが語られました。
中学時代同級生にいじめられたこと、保健室登校になり武田先生からよく面倒を見てもらったこと、カルメンを演奏している律子の中にはカルメンそのものが律子の中学時代と重なったようでした。
2曲目は「くるみ割り人形」でした。
くるみ割り人形ではハルの思いが曲と一緒に語られました。
「青のオーケストラ」第23話ネタバレあり、感想です。
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ハルはくるみ割り人形の中の1曲「花のワルツ」に思い入れがありました。
それは3年生の先輩町井とのやり取りでした。
ハルと町井との間ではお互いに本を貸しあったり、町井からハルへ手作りのプレゼントを渡したりというシーンが流れていました。
たくさんいるファーストバイオリンの1年生の中で町井がハルに興味を示したのは、どこかでハルのことを気にかけていたからなのでしょうか。
町井は3年生という先輩の立場からハルのことを見守っていたのかもしれませんね。
大人数の部活の中ではなかなか先輩後輩との交流を持つことが難しい部活もありますが、そんな中で町井とハルがお互いの出会えたことは素敵なことですね。
3曲目は3年生による演奏「春」「夏」でした。
指揮者である鮎川先生はおらず、コンサートマスターの原田の動きを見ながら合わせて演奏していました。
「春」「夏」の演奏では高橋が原田に対する思いを語っていました。
高橋は原田とは気が合わないと決めつけていた様子で、単刀直入に言うと苦手なタイプだったようでした。
しかしある時高橋が聴いていた曲を原田も聴いて意気投合したのです。
その曲はチェロリストが演奏するロックバンドだったのです。
このことがきっかけで高橋は原田に対するものの見方が変わりました。
そして3年生だけで演奏する「春」「夏」についても自らはっきりと意見するようになったのです。
原田は雲でほかの3年生たちの演奏は雷だと。
人と初めて出会ったときはどうしても見た目で判断しがちですが、その人の中身を知ることによって新たな一面が見えてくるということもありますよね。
それが今回の高橋と原田だったのかもしれませんね。
今回はカルメンで律子が思いを語り、くるみ割り人形でハルが思いを語り、3年生のみの演奏では高橋が思いを語りました。
それぞれにそれぞれが演奏曲に思いがあり、この曲に出会えたからこそ自分自身を見つめなおすきっかけになったのかもしれませんね。
ほかの部員たちもそれぞれに思い入れがあったのではないでしょうか。
次回の「青のオーケストラ」第24話はいよいよ最終回、ドボルザーク作曲交響曲第九番「新世界」です。
定期演奏会も終盤を迎え、いよいよ最後の1曲となってしまいました。
今の1年生・2年生・3年生で演奏する最後の曲目です。
3年生はどのような気持ちで演奏するのか、青野、佐伯は1年生としてどのような気持ちを抱きながら演奏するのかが見どころになるのではないかと思います。
今年4月から始まった「青のオーケストラ」でしたが、いよいよ最終回を迎えてしまいます。
同じ管弦楽部部員だった私としては、3年生が引退した後の海幕高校オーケストラ部の活動も、そして青野と佐伯のどちらがコンサートマスターになるのかも気になります。
個人的な感想になってしまいますが、「青のオーケストラ」の続編を期待したいと思います。
来週で最終回となってしまう「青のオーケストラ」ですが、3年生が有終の美を飾れるよう見守っていきたいと思います。
「青のオーケストラ」最終回を楽しみに1週間頑張りましょう!