シャンパンのボトルの容量知ってますか?
750mlです。
フランス風にいうと
75cl(センチリットル)
読み方はスワソントカーンズ・ソンチリットル。
soixante-quinze centilitre
75を60足す15と呼ぶフランス、
ミリリットルも使いません!
独自の世界があるのがフランスですね。
75cl(750ml)は量が多い!
シャンパングラスだと7杯分!
私は頑張っても2杯、
それ以上飲むと飲み過ぎで倒れます。
シャンパンを二人で飲んでも3から4杯
半分は残ります。
そこで、保存する方法が問題になります。
栓を抜いたシャンパンを保存する方法
シャンパンを保存するには、
専用のゴムの付いた栓を使う方法が一般的。
フランスの家庭には1つはあるでしょう。
もう一つはお婆ちゃんの知恵的なものですが、
『スプーンを蓋の代わりに差し込む』
というもの。
フランスの方は普通に余ったシャンパンを、
スプーンを差し込んで冷蔵庫にしまいます。
スプーンを挿すと泡が抜けないという説には、
銀のスプーンなら効果がある、
温度変化を抑えて膜ができる、
いろいろな説があります。
私が経験した友人とシャンパンを飲んだときは、
あくまでも食事中に一時的にスプーンを指して
冷蔵庫に片付けるだけにつかっていて、
数時間後には飲み干してしまってましたのです。
本当にスプーンで泡を留めることができるのか?
実験してみました。
スプーンでシャンパンの泡が抜けないのか試してみた!
今回の実験には一般的なシャンパン『MOET』を用意しました。
最初から泡のパワーが弱いマイルドシャンパンも
たまに見かけるので、
一般的なブランドをセレクトしたのです。
では実験です。
une cuillère dans la champagne !
シャンパンにスプーンを挿してみる!
実験した結果、
2時間後はパワフルな泡がしっかり!
24時間後は見た目は泡が出るけれど、
泡の感覚が弱い。気の抜けた炭酸!
動画で泡の状態を撮りました。
一日後に泡がなくなるのがよくわかります。
シャンパンの泡はスプーンを挿しても抜ける!『まとめ』
今回の実験の結果でわかったことは、
『スプーンで栓をしても泡は普通に抜けてしまう、
でも汎用のゴム栓をする程度の効果はある』
でした。
泡が抜けないわけではないですが、
次の日はギリギリ泡を感じるレベルです。
二日後は泡は残ってません。
【結論】
スプーンで泡の減少を減らせるのは、
フランス式の長い食事の間、2−5時間くらいです。