フレンチで一皿を食べ終えたあとは
お皿の【中心】にナイフとフォークを並べて置きます。
フランスでミシュラン一つ星でも観察しました。
フランスならフランス料理、ビストロ、イタリアン、どこでも同じです。
フランスでフレンチレストランで、
ギャルソン(ウェイター)さんが片付けるときに、
いつもナイフとフォークを中心に押すので気が付きました。
周りを見回すと食後はお皿の中心にナイフとフォークを並べるのです。
中心に置くとギャルソンさんはそのまま
お皿を持ち上げて片付けてくれます。
ナイフとナイフをお皿の【中心】に並べる理由
まず、フレンチの基本ですが、
食事が完了したとギャルソンさんに分かってもらうために、
ナイフとフォークを並べます。
お皿に食べ物がほとんど残っていなくても、
少しだけ残っている時は食事が終わったのかわかりにくく、
ソースをパンにつけてゆっくりと楽しむ人もいます。
だから、はっきりと食事が完了したと意思をみせるため
お皿にフォークとナイフを並べるのです。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2019/02/cuiller-coutau-cote.jpg)
ここまでは、フレンチレストランで食事するために
テーブルマナーを学ぶことです。
今回のご紹介は
加えて、
しっかりとお皿の中心に置くことです。
フォークとナイフの柄(持ち手)の部分もお皿に入れます。
よりはっきりとフォークとナイフの使用は終わったと意思表示できます。
そしてギャルソンさんが、
さっと、お皿を引き上げる手助けになります。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2019/02/cuiller-coutau.jpg)
フランスでは日本のフレンチようにカトラリーを何回も使わないの?
日本ではそれなりにお高いフレンチレストランでも
ナイフとフォークを使いまわすことがあります。
ナイフとフォークを置くための箸置きもあり。
これは日本のお箸をイメージしてカトラリーを扱っているからです。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_1546.jpg)
日本では、お皿にフランス式にナイフとフォークを並べていると
レストランのウェイターの方にナイフとフォーク置きに戻されたこともあります。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/oku-kanashimi.jpg)
しっかりとナイフとフォークをお皿の中心に置いて、
交換して欲しいと意思表示したのに残念でした。
ナイフとフォークに付いたソースが次の皿の味を邪魔するので、
美味しく食べるには一皿ごとに変えるほうが良いと私は考ます。
しかし、エコ的には日本の方が良いのかもしれませんね。
フランスで和食や中華、韓国料理は?
フランスでもお箸を使う料理のお店では
日本と同じく箸を毎回変えることは有りません。。
和食のお店では日本と同じように箸置きに。
中華料理店や韓国料理店で箸を使って食べる時は
お皿ではなくテーブルに置きましょう。
フレンチの食後にナイフとフォークは揃えてお皿の中心に『おわりに』
フランスでフレンチレストランに行く時はぜひ覚えておいてください。
よりゆったりと味を楽しめます。
ナイフとフォークは食事が終わったら並べてお皿の中心に。
一皿ごとにナイフとフォークは新しいもの。
アマゾンでカトラリーセットを購入して練習する手もあります。