こんにちは、エキスプロラタ−okuです。
フランスでは新型コロナウイルスの第二波の拡大が収まらず1日の感染者数が三万人を超えました。
先週始まったパリやマルセイユで始まった夜間外出禁止令ですが、
今週からニースも含め広い範囲に適用される事になりました。
フランスのニュースでは夜間外出禁止令はcourve-feuと呼ばれます。
夜間、外出、禁止、のどの単語も含まれずに不思議なのでフランスの方に聞いてみました。
couvre-feuを「夜間外出禁止令」と訳すの?
日本のニュースで報道されている「夜間外出禁止令」はフランス語では”couvre-feu”(クーブル・フゥ)という名詞です。
この言葉を初めて見たときは、フランス語の意味でcouvreは「カバー」でfeuは「火」なので防火設備や防空壕のようなものを想像していました。
そしてフランスの方に聞いてみて「ガッテン」がありました。
courvre-feuとは?
実はcouvre-feuとは・・・・
ろうそくを守るカバーのことです。
電気のない時代のフランスでは明かりとなる光を守ることが大事だったのです。
まとめ
フランス語の夜間外出禁止令を意味するcouvre-feuはろうそくの火を守るカバーのことでした。
なかなか洒落た使い方ですね。日本語の漢字だと「消火蓋」ですが、外出禁止をイメージできませんねw
ちなみに英語ではcurfew(門限)です。
追記
フランスの方でcouvre-feuの意味をロウソクを消すという意味と言う方もいらっしゃいました。
夜寝る前にロウソクを消すときに空気を遮断するカバーのことという意味です。
確かに家でこもって寝るという意味では合ってそうです。