こんにちは、okuです。
ニースで泳ごうとプロムナード・デ・ザングレを歩いていてふと疑問がでてきました。遊泳に関する旗の青色と赤色が同時に掲げられているのです。
赤だから遊泳禁止?青だから泳いでも良い?両方だから注意して泳いで良い?
悩んだので調べてみました。
ニースのビーチの旗の色の意味は?
結論としては赤は「遊泳禁止」で間違いなく、青は水の品質を示していました。
ビーチに関する旗の色に関する説明をよく読んでみると。
【海の状態についての旗】
- 緑色:監視員がいて遊泳可、特別な危険なし
- 橙色:監視員がいるが遊泳に危険あり(高波、クラゲ、など)
- 赤色:遊泳禁止
【海水の質についての旗】
- 青色:水の品質は良い
- 黄色:遊泳を推奨しない
というわけで、ニースのビーチには一般的な遊泳の可否に着いての旗だけではなく水の品質についての旗があったのです。
フランスの他の地域でも同じ?
フランスの他の地域では、青旗は監視員の有無を表すことがあるので注意が必要です。
下のライフガードのサイトでは青旗は監視エリアかどうかを示すとあり、ビーチ毎に統一されていません。
Matériels de signalisation
引用:https://www.nageur-sauveteur.com/article/signalisation-baignade
旗の色の動画(無音)
それでは旗の状態と海の状態の比較を動画に撮りましたので確認してみましょう。
まず、こちらが私が混乱した赤い旗と青い旗が並んではためく様子です。赤旗で遊泳禁止、青い旗は水質良好です。
混乱しますよね〜(笑)、遊泳禁止なら赤旗だけで良い気がします。
次にこちらの動画が青い旗だけが掲げられていた場所です。
海の荒れぐらいを見るとどう考えても遊泳禁止ですが赤旗を上げ忘れたのでしょうか?間違って泳いでしまいそうです。
最後に緑と青の旗の動画です。緑は遊泳可、青は水質良好です。
これがベストな「遊泳可能」ですね。海を見ると穏やかです。
おわりに
日本では信号の色も青とも緑とも呼び、両方が安全を表す色で大きな違いは無いので混乱しました。フランスは緑が安全を示すので、青色を水質の状態に使っているのでしょう。
しかしながら、この色の違いを調べずに外国の人がみな理解できるのか心配です。ニースのビーチで過ごしている多くのツーリストはフランス国内ではなくイギリス、ドイツ、ロシアなどから太陽を求めてバカンスに訪れている人たちですから、看板をよく見ないと間違えそうです。そもそも、遊泳可能かどうかを気にして泳いでいる人が少なそうなので関係ないのかもしれませんけど(笑)
今回はニースのビーチの旗の色についての疑問を解消したお話でした。ニースで泳ぐ際は「青」は遊泳可ではないと覚えておくと良いですね。
この記事があなたがニースの美しいビーチで安全に泳ぐ手助けになると嬉しいです。