フランスのニースでは10年以上前からEV(電気自動車)のカーシェアリングがあります。
道路沿いに並んだ駐車場の一部にEV充電設備がありカーシェアリングの車が置かれて、街中にあるので海外旅行でホテルに宿泊していてもアクセスしやすい場所です。
ただし、街から出るまでに細い一方通行や分岐を通るので初めての運転者には優しくないですが、少しだけフランスをドライブしてみたい、山の方に行ってみたい時などには最適です。
ニースのカーシェアリングは長らくニースが運営するAutoBleueでしたが、2019年からルノーのグループ会社のMOBILIZEになりました。運営が変わり、AutoBleueの「羽マーク」のステッカーから「Renault Mobility」にステッカーが変わっていますが駐車場所や充電設備は同じ場所にあります。
今回はニースでMOBILIZEカーシェアリングを使うための登録方法についてご紹介します。
ちなみにフランス語でカーシェアは「autopartage(オトパルタージュ)」です。
MOBILIZEに登録する方法
フランスのEVカーシェアは日本の国際免許とクレカで登録できるのか実際に試してみました。
登録に必要なものは以下でした。
- 国際免許証
- パスポート
- クレジットカード(Master/Visa)
結論としては問題なく登録できましたので、フランスに住んでいない海外旅行者でもMOBILIZEのカーシェアは使えます。パリなどの他の街でも使えるのでフランスを旅行するなら事前に登録しておくと便利です。
アプリで申し込み
申込みはスマホのアプリからなので先ずはダウンロード。
申し込みで手間取った点
アプリで踏力が完了した後には申請で添付した免許証、パスポートの確認作業が行われます。ここで問題が有り、MOBILIZEから修正依頼のメールが来ました。
顔写真のセルフィーはパスポートと一緒に
申請の最後に顔写真をセルフィーで撮影する項目があるのですが、そのときにID(パスポート)を一緒に撮す必要がありました。英語を理解できていなかったのが原因ですが、再度アプリにログインしてから撮り直してOKです。(※)身分証などの承認が完了していなくてもアプリにログインはできますので、もしログインが上手く行かない時は「パスワード忘れ」ボタンからパスワードの再設定してみてください。(私は承認までアプリにログイン出来ないと思い込み無駄な時間を過ごしました。)