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【罰金5,000円】南仏ニースのトラムとバスの乗り方、チケットに打刻が必須【40ユーロ】

絶対にチケットに打刻!

フランスのニースでバスやトラムに乗車したら
絶対にすぐにチケット(切符)に打刻してください

打刻とは購入したチケットを検札機に通すこと。

打刻しないで取締官に見つかると
チケットを持っていても
罰金40ユーロです!
要注意!!

ちなみに、
チケット不所持は60ユーロ、
迷惑行為は100ユーロの罰金!

南仏ニースの公共交通機関の基本情報

ニースの公共交通機関は、
Ligne d’azur(リーンダジュール)が運営しています。
公式サイト→Ligne d’Azur

 

チケットを購入する場所

  • トラムとバスの停留所
  • Lignes d’Azurの事務所

1回券:1.5ユーロ
74分以内なら何度でも乗り継ぎが出来ます。
*往復は不可。

 

チケットは紙です。
1回券と10回券はクレジットカードサイズの紙です。

定期券はプラスチックのICタグの入ったカードになり、
日本のSUICAと同じく非接触。

チケット(切符)の改札も検札も普段は無い

乗車時のチケットの確認も、
車掌さんのチケットの確認も、
通常は全く有りません。

代わりに、
定期的にチケット取締部隊が集団で乗り込んできて、
乗客全員のチケットを確認します。

チケット持ってなければ当然罰金!
そして、乗客がチケットに自分で打刻していないくても罰金です。

空港からニース市内まで直通のトラムはT2

ニース空港に到着してから、市内までトラムで一本で辿り着けます。

トラムに乗ったらチケットに刻印しましょう!

チケットは券売機で購入しただけでは有効では有りません。

乗車後車内ですぐに自分で刻印しないと
罰金の対象になってしまいます。

トラムの中にはいくつか刻印機があります。
もし壊れているものに当たってしまった場合は
他の刻印機で打刻しましょう!

トラムやバスの主要駅でチケットに打刻

トラムの主要駅にはホームにも打刻機があり乗車前に打刻できます。
打刻機は写真のようにホーム上にニョキッと立っています。
チケットを挿入して打刻します。

トラムやバス内でチケットに打刻

トラムの中の打刻機は乗車してすぐの場所にあります。
チケットを運転手さんに見せる必要はなし。
写真の黄色い部分に上からチケットを挿入すると打刻できます。

バスの運転手さんは1回券や10回券の販売はしてくれますが、
打刻は購入後に自分でする必要があります。

プラスチックのICカードを持っている場合は
日本のSUICAと同じく非接触でタッチ!

トラムで打刻忘れで罰金を取られた悔しい思い出

 

sen
罰金を払った経験が有ります!

チケットを持っていたのですが、
刻印機が壊れていたため、

「まあいいや」

と刻印せずにトラムに乗り続けていました。
すると、次の駅で取締官にばったり。

チケットが刻印されてないのがわかると、
IDを出してと言われ、

「はい、この金額です、今払えば最低金額の38ユーロだよ(当時)」

と言ってくるのです。

sen
刻印機が作動しなかった!!

と説明しても一切ダメ。

今払えば基本の38ユーロ、
後払いだとさらに金額を上乗せと言うのです。

交渉すれば何とかなることの多いフランスでも、
これだけは例外無し、
というか強気満々でとても厳しい(=時間の無駄)です。

仕方ないのでその場で渋々払いました。

チケットの打刻の確認方法

打刻機にチケットを通すと裏側に日付が印字されます。

10回打刻したチケットの写真をみてください。
特に、一番下の行を見てください。

一番下の左側に0』と印字が、残り0回使用可能という意味。
『0607』は7月6日を表し、日本とは違い、日、月の順番です。
『1652』は16時52分に打刻という意味。
右側の『11』はトラムの路線番号、
『1014』は駅番号。

トラムのチケット保持を確認する取締部隊!

夏休みを前に違反者取締に精を出す
Ligne d’azurの取締部隊の方々の写真を撮りました。
カメラを向けるとお茶目なポーズを撮ってくれましたが、
とてつもなく厳しい人です。

打刻なしのチケットを絶対に許してくれません。

ただし、取締部隊の仕組みにより、
改札やトラムやバス内での検札の人件費がかからず
全体としては安価に利用できています。

南仏ニースでトラムやバスに乗ったらすぐ打刻『おわりに』

ニースでトラムやバスに乗ったら
チケットを持っているからと安心せずに、

乗ったら「直ぐにチケットに打刻」する!

チケットを持っているのに、
罰金を払う残念な状況にならないように気をつけましょう!

ニースの住民の人も、
乗ったら我先にと打刻しますから、
重要性がよくわかります。

取締部隊は絶対に許してくれません!

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2017年7月18日

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