絶対にチケットに打刻!
フランスのニースでバスやトラムに乗車したら
絶対にすぐにチケット(切符)に打刻してください。
打刻とは購入したチケットを検札機に通すこと。
チケットを持っていても
罰金40ユーロです!
要注意!!
ちなみに、
チケット不所持は60ユーロ、
迷惑行為は100ユーロの罰金!
南仏ニースの公共交通機関の基本情報
ニースの公共交通機関は、
Ligne d’azur(リーンダジュール)が運営しています。
公式サイト→Ligne d’Azur
- トラムとバスの停留所
- Lignes d’Azurの事務所
1回券:1.5ユーロ
74分以内なら何度でも乗り継ぎが出来ます。
*往復は不可。
![](http://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2017/07/resized02.jpg)
チケットは紙です。
1回券と10回券はクレジットカードサイズの紙です。
定期券はプラスチックのICタグの入ったカードになり、
日本のSUICAと同じく非接触。
チケット(切符)の改札も検札も普段は無い
乗車時のチケットの確認も、
車掌さんのチケットの確認も、
通常は全く有りません。
代わりに、
定期的にチケット取締部隊が集団で乗り込んできて、
乗客全員のチケットを確認します。
チケット持ってなければ当然罰金!
そして、乗客がチケットに自分で打刻していないくても罰金です。
空港からニース市内まで直通のトラムはT2
ニース空港に到着してから、市内までトラムで一本で辿り着けます。
トラムに乗ったらチケットに刻印しましょう!
チケットは券売機で購入しただけでは有効では有りません。
乗車後車内ですぐに自分で刻印しないと
罰金の対象になってしまいます。
トラムの中にはいくつか刻印機があります。
もし壊れているものに当たってしまった場合は
他の刻印機で打刻しましょう!
トラムやバスの主要駅でチケットに打刻
トラムの主要駅にはホームにも打刻機があり乗車前に打刻できます。
打刻機は写真のようにホーム上にニョキッと立っています。
チケットを挿入して打刻します。
![](http://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2017/07/resized01.jpg)
トラムやバス内でチケットに打刻
トラムの中の打刻機は乗車してすぐの場所にあります。
チケットを運転手さんに見せる必要はなし。
写真の黄色い部分に上からチケットを挿入すると打刻できます。
バスの運転手さんは1回券や10回券の販売はしてくれますが、
打刻は購入後に自分でする必要があります。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2016/07/dans-tram.jpg)
プラスチックのICカードを持っている場合は
日本のSUICAと同じく非接触でタッチ!
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2016/07/valider.jpg)
トラムで打刻忘れで罰金を取られた悔しい思い出
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/sen-ikari.jpg)
チケットを持っていたのですが、
刻印機が壊れていたため、
「まあいいや」
と刻印せずにトラムに乗り続けていました。
すると、次の駅で取締官にばったり。
チケットが刻印されてないのがわかると、
IDを出してと言われ、
「はい、この金額です、今払えば最低金額の38ユーロだよ(当時)」
と言ってくるのです。
![](https://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2020/05/sen-odoroki.jpg)
と説明しても一切ダメ。
今払えば基本の38ユーロ、
後払いだとさらに金額を上乗せと言うのです。
交渉すれば何とかなることの多いフランスでも、
これだけは例外無し、
というか強気満々でとても厳しい(=時間の無駄)です。
仕方ないのでその場で渋々払いました。
チケットの打刻の確認方法
打刻機にチケットを通すと裏側に日付が印字されます。
10回打刻したチケットの写真をみてください。
特に、一番下の行を見てください。
一番下の左側に『0』と印字が、残り0回使用可能という意味。
『0607』は7月6日を表し、日本とは違い、日、月の順番です。
『1652』は16時52分に打刻という意味。
右側の『11』はトラムの路線番号、
『1014』は駅番号。
![](http://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2017/07/resized04.jpg)
トラムのチケット保持を確認する取締部隊!
夏休みを前に違反者取締に精を出す
Ligne d’azurの取締部隊の方々の写真を撮りました。
カメラを向けるとお茶目なポーズを撮ってくれましたが、
とてつもなく厳しい人です。
打刻なしのチケットを絶対に許してくれません。
ただし、取締部隊の仕組みにより、
改札やトラムやバス内での検札の人件費がかからず
全体としては安価に利用できています。
![](http://explorateurdazur.com/wp-content/uploads/2017/07/FullSizeRender-1024x671.jpg)
南仏ニースでトラムやバスに乗ったらすぐ打刻『おわりに』
ニースでトラムやバスに乗ったら
チケットを持っているからと安心せずに、
乗ったら「直ぐにチケットに打刻」する!
チケットを持っているのに、
罰金を払う残念な状況にならないように気をつけましょう!
ニースの住民の人も、
乗ったら我先にと打刻しますから、
重要性がよくわかります。
取締部隊は絶対に許してくれません!