【成功】ヨーロッパのSIXTレンタカーで知らないキズが!QEEQのフルカバー保険(免責ゼロ補償)で費用請求した

「え?何このキズ????」

ジュネーブ空港のSIXTでレンタカーを返却時に、バックドアに全く覚えのないキズが!!!

事故はしてませんが、残念ながら借りてる間のキズなので借りた側の責任。

後日、修理費用として20万円の請求がSIXTレンタカーから到着 (((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

予約する時にWebでフルカバー保険(免責補償)に入ってるけど、どうなるんだろ?

今回は、QEEQのレンタカーWebサイト経由でレンタカーを予約し、QEEQでレンタカー会社と比較して割安なフルカバー保険に入り、

実際に傷がつく修理事項が発生し、そして苦労して請求を完了した経験談です。

結果は、しっかりと保険が使えたので安心して読んでください。(手間はかかりましたけれど)

※今回の話はQEEQ(旧 EasyRentCar)でWeb予約したスイスのSIXTレンタカーの経験を書いており、他の条件では対応が異なる可能性あります。

ジュネーブ空港でレンタカー返却時にキズが(泣)

雪山のドライブ旅行を終えてスイスのジュネーブ空港に戻りSIXTレンタカーに車両を返却、事故もなく無事に戻れて良かったと運転を終えて緊張が解けます。

SIXTの返却用の駐車スペースにに停め、返却担当カウンターに行き鍵を渡します。

車の状態のチェックが始まりました。

SIXTのスタッフさんは専用の端末を使い写真をとりながら項目をチェックしていきます。

「傷がありますね」

え・・・・、キズ???

見せてもらうと、バックドアのスポイラー下に5cmくらいの引っかかれたような傷がついています。

でも、まったく何かに当てた記憶ないので、当てた覚えないと伝えます。

しかしSIXTの返却担当さんは私の説明を聞いても全く変化することなく、淡々と「傷」にオレンジマーカーを取り出して縁取りし写真を撮り始めます。

そのときに、自分自身のためにキズの写真を撮りましたが、心の動揺の為かピントがキズに合っていません↓

「えっ、いつ???、最初から?何処かの駐車場?路駐していた時にイタズラされた?バックドアを天井が低いところで当てた?」

SIXTの返却担当者さんから、後日に修理代が請求されると説明をうけ、車両返却チェックシートに傷があると記録された端末画面にサインを求められます。

全く納得いきませんが、しかたなくサインしました。

サインしたので考えても結果は変わらないのですが、

「原因は何だろ何だろ?」

と頭をグルグルさせながらジュネーブ空港行きのシャトルバスに乗り、そして帰国しました。

損害賠償の請求書がレンタカーSIXTから来た((((;゚Д゚)))))))

旅行から戻り、1ヶ月半が経過して事故のことも忘れていた頃にSIXTから請求書が郵送されてきました。スイスからの普通郵便で、内容は・・・

「何度も請求書を送り連絡しているが返事がないので郵送した!」

とのこと。

封筒の中にはEmailのコピーが入っていて、「直ぐに修理費用を支払うこと」と書かれてます。

期限まで郵便受取日から2日しかありません。

ヨーロッパは期限内に支払わないと、簡単に10%超えのペナルティ加算などされるので恐ろしい。

そして、修理金額は日本円で約20万円超え!

小さなキズだったのですが、バックドアのパネルをすべて塗り替える作業の見積もりで、修理代が高すぎるとは思いますがレンタカー会社SIXTが修理工場に依頼して作成した金額を個人が交渉することは不可能でしょう。

しかし、何故にメールが来なかった?QEEQでレンタカー予約時に伝えているのに。

たぶんQEEQからSIXTに実予約者のメールアドレス連絡されていないようです。

(※)別の機会にQEEQでレンタカーを使った際、レンタカー会社の予約記録のメールアドレスがQEEQになっていたので間違いありません。(QEEQはSIXTからのメールを受け取っているはずだから転送してくれてたらいいのですが、何故に転送してくれなかったのかは不明です)

20万は大金なので、大損しないために緊急で対応に入ります。

QEEQの保険の費用処理の手順が分からない

私はレンタカーを借りるときは常にフルカバーの保険に入ります。

なので、QEEQでの予約時にもフルカバー保険(免責ゼロ保証)に入りましたので、SIXTからの請求は全てカバーされる、はずです。

ただ、SIXTのジュネーブ空港でレンタル開始時にカウンターの方が

フルカバーはQEEQが付与しているので、事故時にはSIXTに対してはあなたが費用を支払い、その後に自分でQEEQ請求することになりますよ。」

と説明を受けていたのでSIXTには保険の問い合わせをしても無駄です。

QEEQのホームページから探したところ、フルカバーの保険はAXA HK(アクサ香港)が保険者であることは分かりました。

引用:EasyRentCars by QEEQ https://www.qeeq.com/
現在はEasyRentCarsはQEEQ.COMにサービス名称が統合されています。

 

しかし保険の請求申請の方法がよくわかりません。

  • 先に私がSIXTに支払うのか?
  • AXA HKがSIXTに支払うのか?
  • 保険の費用申請はどのようにするのか?
  • 事故から既に1.5ヶ月経っているのに連絡してなかったけれど大丈夫なのか?

私が、小さなキズだったので請求が来ないかもと希望的観測で気楽に考えて放っておいたのが甘かったですね。

QEEQのBotチャットで問い合わせ

QEEQのWebページにはチャット問い合わせ機能があり、Bot(ロボット)とはっきり書いてあるのでAI対応のようです。

早速問い合わせ(※やりとりは英語です)

保険の申請方法をチャットで聞くと、必要な書類リストを送りますとBotが答えます。

しかし・・いくら待ってもメールが来ません。

これまでもSIXTからのメールが来ていないので、メール原因かとQEEQサイトで登録メールを変更。

しかしメールは来ません。

「困った、はまった」

請求させないために、分かりにくくしているのか・・・

や・ら・れ・た・・・

とQEEQで借りたことを後悔しだしました。

何とかならないかとBotのチャットで解決方法を探していると、なんと人と繋がりました!

Cristinaさんです。

これもAIロボットかと疑いつつも、レンタカー契約番号や名前など質問への回答を入力。

「あれ、これは人だ!」

やりとりがAIではありえないような具体的な対応です。

QEEQのチャットサービスはBotと書いていますが、難しい話になると生身の人とチャットがつながりました(^○^)

チャットでCristinaさんに保険の申請をしたい旨を伝えると、書類を送りますとBotと同じ答えが返ってきます。

しかし、Botと異なるのは、メールが私に届くまで待ってくれました。

チャットの会話で申請方法も明確になりました。

私がまずSIXTに全額を払い、次にその金額をAXA HKに請求する、と明確に教えてくれました。

これであとは手順どおりに進めていくだけ。

おかげで、

  1. 遠い海外とのやり取りで不安
  2. 手順がわからない、聞く宛がわからない

の2つの心配事が解決しました。

あとはトラブルが再度起きてもQEEQのチャットで聞けるので安心です。

Webチャット問い合わせ機能は素晴らしい

余談ですが、「チャットで問い合わせ機能」はほんとに素晴らしい。

英語でやり取りする時に落ち着いて文を打ち込み返信を読めるのです。

電話の場合は、国際回線で音が悪い、費用が高い、聞き取れないし伝わらない、ので時間がかかるし、とにかく大変なのです。

チャットだと、書けばいい、相手の書いた言葉がわからなければ辞書検索、そして記録を残せる、費用もネット回線費用だけ(ほぼ無料)、ホントに楽です。

SIXTレンタカーに先に修理費用を支払う

手順は明確になったのでSIXTレンタカーに支払いを進めます。

SIXTレンタカーあてに

「修理費用を支払いたいのでクレジットカード支払いのリンクを急ぎで教えて欲しい」

とメールします。メールを印刷した紙には「クレジットカード支払いはこちらから」とLINK表示は有るのですがURLは表示されていないのです。

「クレジットカード以外の場合は銀行での振り込み」との記載があり銀行の情報は書かれてあります。しかしながら銀行からの海外送金は、この1回のためだけには手間・費用を考えると現実的でありません。(最近はWISEなら格安に送金もできますが)

【1日後】
SIXTから返事が来ません。

期限が明日なので直ぐにクレジットカード支払いのリンクを教えてと書いたのですが来ません。

メールは受領しましたという自動メールも受け取ったのでメールは届いているはず。

【2日後】
SIXTからメールの返事が来ません。

支払い期限を過ぎるとヨーロッパでは直ぐに延滞金を追加されるので怖くなってきます。

仕方がないので、電話は苦手ですが請求書メールに記載の番号にかけます。(SIXTのWebページにはテキストチャットなし)

自動音声でドイツ語、フランス語、英語を選んでとのことなので、一番聞き取りやすいフランス語を選びます。

電話で出た人からはドイツ語っぽい挨拶、「Bonjour」と返すとフランス語で話してくれました。スイスなので同じ人がドイツ語もフランス語も対応しているのでしょう。

電話で紙の手紙に記載の Damage Reprot番号を伝えます。番号から私の情報と事故内容は確認してくれました。

メールが来なくて困っていることを伝えると、Emailを送りますというので、私の持っている中で一番短いメールを間違いを減らすために伝えます。

支払期限を10日間伸ばしておいてくれるとのこと。

これでEmailが来るのを待って、SIXTに支払うだけ。

【5日後】
待てども暮せどもEmailは来ません。

5日待った土曜日に再度電話しますが繋がりません。翌日の日曜に再度かけますが繋がりません。

スイスは週末は問い合わせはできないようですね。

仕方がないのでEmailを再び送っておきます。「支払いたいので送って」と繰り返し書き、念の為、2種類のメールアドレスから送っておきます。

【7日後】
スイスが仕事を始めた日本の夕方に電話をかけます。Damage Report番号を伝えると、直ぐに複数Emailが届いていると確認してくれます。

「何故、返信してくれないのですか?」と半分怒りながら聞くと、

「800通の問い合わせがあるので順番に返信している」とのこと。

今回は私が直接ピックアップして返答しますと言って電話を切ろうとするので、

「待って、メールを今送って、メールアドレスの問題ではないかを確認したいのです」と頼みます。

相手は困っているようですが、

「10分後に送りますから」と言われます。

しかたないので、メールが来なければ再度電話をかけますと伝えて受話器を置きます。

1分後に詳細のメールが無事に到着。

やっと、第一段階クリア!

SIXTレンタカーの修理明細

やっとSIXTから詳細をメールで入手できました。

SIXTの詳細な修理情報には写真と保険インスペクターのレポートも添付されていて、バックドアをフルに塗装する費用の請求です。自分の車なら気にしない程度の傷でもパネル全部修理。

しかし、レンタカーを借りているので仕方がありません。

SIXTの返却担当さんが撮影したキズの写真もスケール付きで添付されています。私が撮ったものと違いピントがシッカリ合ってますね。

【修理費用の内訳】

部品: 164.10 CHF
工賃: 595.00 CHF
塗装: 762.35 CHF
ーーーーーーーーーー
合計: 1,521.45 CHF(税抜)

税金は7.70%

【SIXTの請求の内訳】

修理費: 1,521.45 CHF
休車補償(2日): 230.20 CHF
手数料: 150.00 CHF
見積費用: 30.00 CHF
ーーーーーーーーーーーーーー
合計: 1,931.65 CHF (約20万円)

費用は高いですが、明細ははっきりしました。

SIXTの支払いリンクからクレジットカードで支払います。

Emailの中のリンクを押すと自動で支払画面になりました。

しかし、クレジットカードを何度入力してもエラーがでて、JCBカード、Masterカードともに駄目。

請求の用紙を見ると、小数点がフランス語式の”,”カンマなので、コレが原因かとカンマで試しますが、通りません。

繰り上げて1932 にするとクレジットカードの支払は通りました。(小数点以下は精算できないシステムということですが、これは理解できないですね。)

支払いを確認してSIXTへメール連絡するとの自動返信メールがきます。(また待つのか)

数日後に支払い完了の確認ができました。

AXA HK(アクサ香港)に費用請求

SIXTの支払いが完了したので次はQEEQに請求です。

QEEQのサイト経由で入手した必要書類を揃えていきます、必要なものは、

  1. 事故の内容の説明 (Statement of the Loss/Accident Particulars)
  2. パスポートと居住国の運転免許のコピー(A Copy of the Insured Person’s Passport and Driving Licence from Country of Residence.)
  3. レンタカーの契約書(保険をかけた人の名前が載っている)(A Copy of the Rental Agreement- Provided by the rental company at pick-up or drop-off, whilst the driver name should be same as the Insured Person. )
  4. クレジットカードの事故費用の支払証明 (Credit Card Statement for the Damage Charges)
  5. 事故(修理)費用の請求書 (Damage Invoice)
  6. お金の振込先(ユーロか米ドルのみでした) (Your Bank Information to Get Paid)
このなかで(3)が特に重要で、レンタカーの貸し出し契約書は領収書ではないのでレンタカーが終わったら不要だと捨ててしまいがちですが絶対に捨ててはいけません!
私は今回は捨ててはいませんでしたが、普段は領収書だけしか保管していません。
加えて、2.では居住国の免許と書かれてますが念の為国際免許のコピーも準備しました。

QEEQの保険でSIXTレンタカーに支払ったお金は戻る?

費用請求を行い、何日後に振り込まれるのでしょう?

保険請求でいつもドキドキするところで、忘れた頃に振り込まれるのです。

忘れないように、グーグルカレンダーに振り込まれたかをチェックする繰り返しスケジュールを作り自己リマインドしておきます。

支払い約束の連絡がQEEQから

約半月後に、QEEQから銀行口座はユーロかUSドルの受け取りできるか?との質問がメールで来ました。香港のAXAはスイスフランCHFでは支払いはできないようです。

「YES, ユーロで受け取れる」と返信すると、

1,931.65 CHFをユーロに換算した金額EUR1892.30を送金すると連絡が来ました。

ただし、着金まで15日から30日がかかるそう。電子送金だと海外でも数日後のはずなのですが何故でしょう?

QEEQから保険金を受領

3月12日に送金するとの連絡をメール受領して、3月23日に振り込みが確認できました。11日後の振り込みなので案内の15日〜30日よりは早い完了です。

今回は私のフランスに持っているソシエてジェネラル銀行のユーロ口座で受け取りしたので手数料は無料でしたが、日本の銀行だと受取手数料が発生します(例えば私の新生銀行の場合は2000円)。

さいごに

今回の経験から、QEEQの格安フルカバー保険(免責補償)は役に立つこと確認できました!

チャットやメールのやり取りは英語でしたが、音声の電話ではなくテキストのやり取りができたので落ち着いて進められました。(SIXTには電話しましたが)

海外レンタカーの免責補償は日本の5万円程度より高額な数十万円であることもありフルカバー保険(免責補償)に加入は必須です。しかしながらレンタカー会社のフルカバー保険もまた高額なので、WEB予約できるQEEQのリーズナブルな免責補償は魅力的です。

ただし、事故が発生したときの手間はレンタカー会社のフルカバー保険が間違いなく簡単で、全部おまかせできて一時的に立替支払いの必要もないです。

なので、海外でのレンタカーで事故が発生した時に面倒を最低限にするには「レンタカー会社のフルカバー保険(*必ず免責ゼロかを確認」がおすすめです。

ただ、私のように、事故はめったにめったに起きない、万が一のときには手間を掛けることを厭わない、と考えるならQEEQなどえの格安オンラインWEBレンタカー予約サイトで格安のオンラインフルカバー保険(免責ゼロ)に入るのはありですね。

ついでに、海外でのトラブル対応能力もレベルアップできますよ((^○^)

今回紹介したQEEQ→ https://www.qeeq.com/

 

 



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