ザッパーン
南フランスのニースでは寒中水泳をしている人が沢山います。
冬の12月でも、1月でも、2月でも泳いでいます。
ニースの冬の海の寒さレベルは?
知っていますか?
ニースから北に向かって100km走ると山には雪があり
スキーもできるのです。
ニースは地中海気候のおかげで比較的温かいのですが
12月には気温は4度の日も。
街にはダウンジャケットを着ている人で溢れ
部屋も暖房が無い家はほとんど無いというぐらい寒いです。
ニースで寒い中を海水浴できる?
しかし、寒中水泳をしてる人たちがいます
イベントやお祭りで泳ぐわけではなく、
海水浴のように普通に海で泳いでいます。
何故、普通に泳げるかの理由は、
ニースの海岸線は温かい!
海岸線には東から日が昇り、西に日が沈むまで
ずっと太陽に照らされているのです。
長い時間を太陽に照射されているので、
ニースのビーチ通りのプロムナード・デ・ザングレのビーチは温かいのです。
昔から南仏ニースに
避寒のために人が集まった理由が
冬にニースに来ると分かります。
あたたかく過ごせるのです。
ビーチ沿いの通りはふわっと温かいので
のんびりと散歩するに最適
冬だからと強い北風が吹くことも有りません。
北側は岩山が連なっているからです。
『体験』ニースで冬に泳いでみました
寒中水泳に戻りましょう。
冬にもニースのビーチにはちらほらと石浜に座っている人がいます。
私も座ってみました。
ビーチに佇んでいるひとの人数は夏の50分の1くらいの少数。
波打ち際に並んで座っています。
ビーチにいると太陽に照らされてだんだんと暖かくなってきました。
イソップ物語の北風と太陽のように、ジャケットを脱ぎたくなります
そしてシャツ一枚になり
最後には泳げるぞ!という気分になりました。
水着に着替えて海へ歩いて進みます。
海水の温度はどれぐらいでしょうか・・冷、冷たい。
体感的には20度前後でしょうか。
日本の関東で9月に泳ぐより冷たいです。
まず海水を一口含んで、
水に飛び込みます!
冷たい!
冷たい!
冷たい!
冷たい!
身体がこわばるくらいに、冷たい!
ビーチのポカポカ感とは違い水温は冷たい!
身体が硬くなり、水の中で体が思うように動きません
少し泳ぐと寒さには慣れました。
潜ってみます。
ニースのビーチは近浅で直ぐに水深が深くなります。
潜ると、少し温かいかな
表面の海水のほうが動きが大きいので冷たい様
深さ3メータくらいの海中は暖かく感じます。
感覚が麻痺しているだけかもしれませんが・・
10分位で上がります。
波打ち際でビーチに向かって歩こうとすると
身体が硬くなっていてうまく歩けません。
水温が冷たかったので身体が冷え切っています。
最後にふらついているところをショートタイムラプス動画でどうぞ。
ビーチに戻るととナイスな気持ちよさ。
冷たい水で冷やされた皮膚の表面が、
ピンッと張って、シャキッ!
これが気持ちいいから、
ニースで寒中水泳している人を
よく見かけるわけですね。
ニースで冬に海水浴できる?『おわりに』
南フランスのニースでは(短時間なら)冬に海水浴できます!
ニースの海岸では
特にお年寄りが寒中水泳してます。
尊敬の眼差しで見つめてしまう・・
シャワーは勿論冬も使えます。
(もちろん常温)
観光客は波打ち際で少しパチャパチャ。
ニースにくるなら
冬でも水着を忘れずに!