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アニメ『青のオーケストラ』第8話の感想 ネタバレ注意

「青のオーケストラ」第8話、ネタバレあり、感想

ハルが学校や部活を休んでいることを心配する律子。

律子とハルはそれぞれ中学時代のことを思い出していました。

©阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

中学生のときのハルはいじめていた生徒に歯向かうことが出来ず、いつも言いなりになっていました。

その様子を見ていた律子が、少しずつハルのことをかばう行動をとるようになったのです。

最初はありがたく思っていたハルでしたが、律子がハルのことをかばうことによっていじめがエスカレートしてしまったのです。

最終的には「転校」という道を選んだハルだったのでした。

いじめは社会問題になっています。「青のオーケストラ」の中の登場人物の1人、ハルもいじめられていました。

律子のようにいじめられている生徒をかばう生徒は、現在いないに等しいでしょう。

しかし律子は見て見ぬふりをできない、正義感の強い女子生徒だったのです。

律子はハルをかばうことが正義感だと感じてたのかもしれませんが、ハルにとってはそれがだんだんと苦痛になってきました。

そしてハルは転校してしまうのです。

ハルが転校した後にいじめのターゲットになったのは、律子でした。

しかし律子は、正義感が強く、曲がったことが大嫌いな女子生徒だと見受けられます。

律子はいじめにあったことで教室へ登校できなくなり、保健室登校となってしまいましたが、そこで青野と出会うことが出来たので、運命だったのかもしれませんね。

律子はハルが演奏する「G線上のアリア」が大好きでした。

いつも律子はハルに「ハルが演奏するG線上のアリア、私好きだよ」と話している場面がとても印象的でした。

「G線上のアリア」も「カノン」も流れるようなメロディーを奏でる曲です。

演奏している人の心がそのまま音楽として響き渡る、そんな曲です。

「G線上のアリア」も「カノン」も、弦楽器四重奏で演奏すると聴いていてとても心地よくなる曲です。

律子が「G線上のアリア」と「カノン」の2曲が好きだという気持ちがよく分かります。

学校の帰り道、律子はハルのことが心配になり、ハルの家へと向かいました。

ハルに対して「大丈夫?」と尋ねるとハルは「大丈夫」と答えます。

しかし律子は自分の気持ちを押し殺すハルに対して、本当に気持ちを話すように伝えるのです。

そこでハルは律子に対し、いつも友達と一緒に明るく話している律子がうらやましかったと本音を打ち明けるのでした。

©阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

確かに友達が少ないと友達が多い友人をうらやましく思ってしまう気持ちはありますよね。

そう、嫉妬心です。

ハルは律子に対して嫉妬していたのです。

しかし、いつも自分に対して周りの人と変わりなく接してくれた律子をうらやましいとも思っていたのです。

中学・高校時代は思春期の真っ盛りでもあり、自分の気持ちをうまくコントロール出来ない時期でもあります。

そんな中、ハルはいじめられ、もがきながら生きてきたのではないでしょうか。

友達も律子を見て、自分も律子のようになれたらいいなと思っていたのではないでしょうか。

今回はハルの辛い中学時代の話でしたが、律子と出会ったことによってハルの中では心境の変化はあったのかもしれませんね。

だからこそ同じ海幕高校に入学し、オーケストラ部に入部したのでしょう。

©阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

青のオーケストラ第9話への期待

次回「青のオーケストラ」第9話はどのような話になっているのか、楽しみですね。

ファーストバイオリンでコンサートマスターである原田先輩の話になります。

「青のオーケストラ」が今後どんな展開になるのか、とても楽しみですね。

「青のオーケストラ」第8話では青野の登場がなかったので、是非第9話では青野の登場にも期待したいものです。

1週間後が楽しみですね。

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